電車で宮崎→都城！特急きりしまが２枚きっぷで割引率４割以上？

2018/12/22

宮崎県の県都「宮崎」から県下第２の都市「都城」まで電車で行くことになりました。宮崎でもJR九州おなじみの「２枚きっぷ」が設定されているという事で、特急「きりしま」で宮崎市内から都城に行ってきました。

日豊本線（宮崎→都城区間）の路線図

今回は「宮崎駅」から日豊本線で都城中心部の最寄駅「西都城駅」まで電車で行ってみます。そして、夕方には都城の玄関駅「都城駅」から「宮崎駅」に電車で戻る予定。

ちなみに日豊本線は福岡県の小倉から大分、延岡、宮崎、都城を経て鹿児島までを結ぶ路線で、特急「きりしま」は宮崎から鹿児島中央を結ぶ特急列車です。

「２枚きっぷ」なら４割以上の割引率？

九州で特急列車を良く利用する人なら基本？JR九州ではお馴染みの「２枚きっぷ」。

２枚きっぷとは特急の自由席に乗車できる２枚綴りの特急回数券で、その割引率がかなりの魅力！宮崎でもこの２枚きっぷが設定されているのは嬉しい！特急に乗車するモチベーションが高まります。

例えば、宮崎から都城・西都城までの普通列車の運賃は都城が940円（往復1,880円）、西都城が1,110円（往復2,220円）です。特急「きりしま」の特急券込みの正規運賃は都城が2,080円（往復4,160円）、西都城が2,250円（往復4,500円）と普通列車の２倍以上です。

※2018年12月現在

宮崎-都城・西都城の２枚きっぷの料金は2,580円と特急券込みの正規運賃から４割前後の割引率！かなりの破格です。片道に換算すると1,290円になるので、西都城の場合なら普通列車の乗車券1,110円にプラス180円の追加料金で特急に乗れる計算になります。

２枚きっぷは回数券なので１人で往復利用しても、片道を２人で分け合って利用してもOKです！有効期間が購入から１ヶ月間もあるので、チケットショップなどでも運が良ければバラ（片道分）を見つけることができます。

宮崎駅で「２枚きっぷ」を購入

２枚きっぷは宮崎駅の自動発券機で簡単に購入できます。みどりの窓口だと結構並ぶ事が多いので、自動発券機で気軽に購入できるのは便利ですね！

自動発券機で２枚きっぷを購入する場合は一番左上の「おトクなきっぷ」からきっぷの種類を選択します。

自動発券機でもクレジットカードが利用できます。

宮崎駅から特急「きりしま」に乗車

自動発券機で２枚きっぷを購入したら改札へ向かいます。宮崎駅は１,２番のりばと３,４番のりばで改札口が異なる構造なので要注意。改札に行く前に案内板をしっかり確認しましょう。

ホームに上がるとすでに特急「きりしま」が停車していました。

今回乗車するのは「特急きりしま９号」です。787系の先頭車両をパシャリ。

１号車（鹿児島中央寄りの車両）はグリーン席・指定席の設定になっています。

１号車エントランスの両開きガラスドアの向こうは指定席。その先の前半分がグリーン席になっています。

特急きりしま（787系）の自由席

今回は２枚きっぷで特急きりしまに乗車するので、２,３,４号車の自由席に向かいます。

２号車の中央にはLUGGAGE RACK（手荷物棚）が設けられています。上部の網棚部分は飛行機のような収納するタイプになっています。

そしていよいよ宮崎駅を出発。宮崎市街から大淀川を渡ります。

シートの柄がそれぞれ違って面白い。とりあえず自由席の座席に着席します。

座席には新幹線のようなテーブルが付いているので、駅弁を食べたり、ノートPCを開いたりできます。

足元にはフットレストが付いています。

ひじ掛けのボタンを押してシートをリクライニング出来ます。

都城盆地に入ると遠くに霧島連山らしき山並みが見えてきました。霧島連山が見えてくるともう都城はすぐそこです。

特急きりしまの車両編成は自由席多め

特急きりしまは主に787系（4両編成）と783系（5両編成）の２種類の車両で運行されています。どちらも自由席が多めの車両編成になっています。

特急きりしま(787系/4両編成)

• 1グ/指
• 2自
• 3自
• 4自

←鹿児島中央　宮崎→

特急きりしま(783系/5両編成)

• 1グ/指
• 2指/自
• 3自
• 4自
• 5自

←鹿児島中央　宮崎→

特急「きりしま」と「２枚きっぷ」まとめ

今回は特急「きりしま」に乗車して、宮崎市内から都城市内へ快適に行く事ができました。料金もJR九州ではお馴染みの「２枚きっぷ」を利用する事でかなりお得に利用できたので複数人で利用する、往復で利用するなら絶対オススメです！

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