「快速みえ」まとめ！停車駅は？指定席は？18きっぷ使える？

2020/05/05

名古屋駅から伊勢志摩方面の鳥羽駅を結ぶJR東海の快速列車「快速みえ」。

名古屋駅を拠点に三重県の各都市をアクセスするのに何かと利用頻度が高い列車のひとつなので「快速みえ」についていろいろまとめてみました。

快速みえの走行ルートと停車駅を路線図で確認！

快速みえの走行ルートと路線図

快速みえは、名古屋～鳥羽間を関西本線、伊勢鉄道伊勢線、紀勢本線、参宮線を直通して結ぶ快速列車です。

走行区間を快速運転するのと、途中で伊勢鉄道区間(河原田～津)を経由してショートカットするのが特徴です。

快速みえ（伊勢鉄道線区間）路線図

JR線の普通列車で、名古屋から伊勢志摩方面にアクセスするには、通常は関西本線と紀勢本線を経由する亀山経由になりますが、快速みえは四日市の先の「河原田駅」から「津駅」の区間で他社線の「伊勢鉄道伊勢線」を走行します。

快速みえは、亀山経由の普通列車と比べて走行距離の違いや乗り換えの手間が省ける事での時間的な優位性もあります。

快速みえの停車駅

快速みえは沿線の各主要都市に停車します。

※多気～伊勢市間、伊勢市-鳥羽間の各駅を停車する列車あり
※上りのみ中瀬古に停車する列車あり

快速みえの料金は？普通列車と違う？

快速みえは快速列車なので特急料金も急行料金も不要ですが、伊勢鉄道を経由することもあり、実は亀山経由の普通列車とは料金が異なります。

※2019年3月現在

名古屋から乗車の場合は、遠くに行くほど快速みえで伊勢鉄道を経由する方が料金は高めになります。

ひとつ不思議に思うのが、乗車駅と降車駅の違いで料金が違う事。主要駅の料金を調べてみましたが規則性のようなものはありませんでした。

快速みえには指定席が設定されており、指定席を利用する場合は別途料金がかかります。

快速みえは混雑する？指定席は必要？

快速みえは一時間に一本の運行しかなく、本数が少ないのと、2両編成(混雑時でも4両編成)と連結車両が少なく、東海道新幹線との接続が考慮されたダイヤの為、それなりに混み合います。

2両編成の場合は、伊勢志摩方面側の車両の半分が指定席(一部指定と表記)、4両編成の場合は伊勢志摩方面側の1両が指定席になります。

始発駅の名古屋駅から乗車するなら並べば座れますが、それなりに行列ができるので、並べばなんとか着席できるといった感じで考えておくと良いと思います。

名古屋駅から最初の停車駅である桑名駅や、次の四日市駅で降りる人が結構多いので、名古屋駅で座れなかったとしてもあきらめずに席を確保したいところですが、確実に座りたいなら指定席を抑えておいた方が良いと思います。

快速みえの指定席の料金

快速みえの指定席料金は、シーズンによって異なります。

指定席は通常520円ですが、1/16～2月末・6月・9月・11/1～12/20の期間の月～木曜(祝日及びその前日と振替休日は除く)の閑散期は320円になります。

→JR東海公式ページ(指定席券)

快速みえに18きっぷで乗る場合の注意点！

18きっぷで快速みえに乗る場合は注意が必要です。

河原田駅～津駅の区間を第三セクターの「伊勢鉄道」の路線を走行する為、JR線に乗っているつもりでもJRの運賃とは別に伊勢鉄道の運賃(別途510円)が必要になります。

この区間に差し掛かると、車掌さんが車内検札をして運賃精算を行います。
18きっぷ内で利用したい場合は、関西本線と紀勢本線を経由するJRの路線を利用しましょう。

「快速みえ」まとめ

快速みえの走行ルートと停車駅を路線図で整理し、料金、指定席、18きっぷについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？
最後に快速みえについて特記しておくべき事をまとめておきます。

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