JR東海「新快速」「特別快速」の停車駅!名古屋エリアの路線図で紹介
2024/05/31
JR東海の東海道本線(名古屋エリア)では、さまざまな快速列車が運行されている。「区間快速」「快速」「新快速」「特別快速」など、異なる列車種別があり、初めて利用する人にはわかりにくいこともあると思う。
今回は、JR東海の東海道本線(名古屋エリア)の路線図を使って、「新快速」と「特別快速」を中心に、各快速列車の停車駅や所要時間をご紹介したいと思う。
東海道本線(名古屋エリア)の快速運転区間について
最初にJR東海の東海道本線(名古屋エリア)の快速運転区間を路線図で確認しておきたいと思う。
東海道本線(名古屋エリア)における「新快速」「特別快速」は、上りなら豊橋行きや浜松行き、下りなら大垣行きや米原行きが基本となるが、この区間で快速運行しているのは岐阜~豊橋間となる。岐阜駅の一つ手前の木曽川駅は愛知県一宮市にあるため、快速運転区間は実質的に愛知県内のみと言って良いだろう。
新快速の停車駅
快速運転区間の停車駅
新快速・特別快速どちらも快速運転区間は、岐阜~豊橋間のみとなるので、この区間の各快速列車の停車駅をまとめてみた。
停車駅 | 特別快速 | 新快速 | 快速 | 区間快速 | 普通 |
---|---|---|---|---|---|
米原 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
醒ケ井 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
近江長岡 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
近江長岡 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
柏原 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
関ケ原 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
垂井 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
大垣 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
穂積 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
西岐阜 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
岐阜 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
木曽川 | × | × | × | × | ○ |
尾張一宮 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
稲沢 | × | × | △ | × | ○ |
清洲 | × | × | × | × | ○ |
枇杷島 | × | × | × | × | ○ |
名古屋 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
尾頭橋 | × | × | × | × | ○ |
金山 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
熱田 | × | × | × | × | ○ |
笠寺 | × | × | × | × | ○ |
大高 | × | × | × | × | ○ |
南大高 | × | × | × | × | ○ |
共和 | × | × | ○ | ○ | ○ |
大府 | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
逢妻 | × | × | × | × | ○ |
刈谷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
野田新町 | × | × | × | × | ○ |
東刈谷 | × | × | × | × | ○ |
三河安城 | × | × | × | × | ○ |
安城 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
西岡崎 | × | × | × | × | ○ |
岡崎 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
相見 | × | × | × | ○ | ○ |
幸田 | × | △ | △ | ○ | ○ |
三ケ根 | × | × | × | ○ | ○ |
三河塩津 | × | × | × | ○ | ○ |
蒲郡 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
三河三谷 | × | △ | △ | ○ | ○ |
三河大塚 | × | × | × | ○ | ○ |
愛知御津 | × | × | × | ○ | ○ |
西小坂井 | × | × | × | ○ | ○ |
豊橋 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
二川 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
新所原 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
鷲津 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
新居町 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
弁天島 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
舞阪 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
高塚 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
浜松 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※更新日:2024年6月
東海道本線(名古屋エリア)の快速停車駅一覧表をまとめてみると、「特別快速」と「新快速」の停車駅の違いは「大府」のみ、「新快速」と「快速」の違いは「共和」のみであることが確認できた。
岡崎以東は各駅に停車する設定となっている「区間快速」は、多くの列車が武豊行きの設定となっているので注意。大府から先は武豊線の各駅に停車する。
各快速列車の所要時間の違い
「特別快速」「新快速」「快速」「区間快速」「普通」では所要時間にどのような違いがあるのか?について調べてみた。
名古屋から豊橋・浜松方面の所要時間
名古屋~豊橋間の所要時間の目安は「特別快速」「新快速」で54分、「快速」で55分、「区間快速」で67分となっている。ちなみに「普通」だと92分くらいかかる。
「区間快速」は日中のほとんどの列車が武豊行きとなっているので区間快速を除外して快速列車と普通列車の所要時間を比較すると、名古屋~豊橋間では40分近く所要時間に違いがあることが確認できた。
名古屋から大垣・米原方面の所要時間
「特別快速」「新快速」「快速」「区間快速」の所要時間の目安は、名古屋~大垣間ので32分、名古屋~米原間で69分となっている。ちなみに「普通」だと名古屋~大垣間で40分、名古屋~米原間で77分くらいかかる。
快速列車と普通列車の所要時間を比較すると8分くらい所要時間に違いがあることが確認できた。名古屋から大垣・米原方面は快速運転区間が岐阜までとなるため、豊橋・浜松方面ほど所要時間に大きな違いがないということだろう。
JR東海「新快速」「特別快速」の停車駅まとめ
今回は、JR東海の東海道本線(名古屋エリア)の「新快速」と「特別快速」を中心に、各快速列車の停車駅や所要時間を紹介した。いろいろ調査したので最後に特記しておくべき事項をまとめておきたいと思う。
- ・東海道本線(名古屋エリア)で快速運転するのは岐阜~豊橋区間
- ・岐阜以西、豊橋以西は各駅に停車する
- ・新快速、特別快速(下り)の行先は大垣・米原行が多い
- ・新快速、特別快速(上り)の行先はほぼ豊橋行
- ・特別快速、新快速、快速の停車駅や所要時間にほぼ差はない
- ・区間快速は、ほとんどの列車が武豊行きの設定
- ・各快速は普通に比べて岐阜~豊橋間で約48分ほど所要時間に違いがある