松山で郷土料理なら「五志喜(ごしき)本店」が一番有名でオススメ
2019/07/21
江戸時代の1635年(寛永12年)創業の超老舗店「五志喜(ごしき)」。
五色そうめんの発祥のお店との事で、五色そうめんに鯛の姿身をのっけた「鯛そうめん」が有名ですが、鯛めしや伊予さつま等もオススメで、松山市内で郷土料理を食べるならココ!というお店です。
今回は五志喜で松山の郷土料理を堪能してきました。
五志喜の「鯛そうめん」
五志喜の看板メニュー「鯛そうめん」。
海の波に見立てて渦巻くように盛り付けられた五色そうめんの上には鯛の姿煮。まわりにはワカメ、錦糸卵、山菜、大葉におろし生姜、ネギなどの薬味が盛りつけられていて色鮮やかです。
五色そうめんは、ピンク、緑、黄色、茶色に白の五色。つゆにだし汁を加えながら味を調整していただきます。
ほぐした鯛の身と甘めのつゆが良く合う。素朴な一品です。
五志喜の「宇和島鯛めし」
鯛めしには「宇和島鯛めし」と「松山(北条)鯛めし」の2種類があり、宇和島鯛めしは生の鯛の刺身とだしをご飯にぶっかけるスタイルでいただきます。この時点での見た目はお刺身定食ってところです。
だし汁の中に鯛の刺身と薬味をぶち込みます。鯛の刺身は生でいけるので、そのまま食べちゃっても大丈夫。
鯛の刺身とだし汁をご飯にぶっかけて、刻み海苔をまぶしたら鯛めしの完成!コレがクソウマ!鯛の身がプリップリで新鮮。ここの鯛めしは松山屈指のウマさだと思います。
五志喜の「松山(北条)鯛めし」
松山(北条)鯛めしは、宇和島の鯛めしとは全くの別物。鯛とご飯と一緒に炊き込んだのが松山(北条)風です。
お櫃からお茶碗に鯛めしをよそっていただきます。
こっちの鯛めしもウマい!鯛の旨味がご飯に染みわたっています。通常の炊き込みご飯とは違って、ほぼ具がない。鯛の旨味だけで勝負する炊き込みご飯です。
五志喜の「じゃこ天・じゃこカツ」
南予地方の特産品「じゃこ天」も愛媛県の名物。じゃこ天も単品でいただけます。
カットしてお皿に盛りつけられるといっそう美味しく感じられます。
そして、じゃこ天にパン粉を付けて揚げたじゃこカツ。こっちはレモン汁をかけていただきます。じゃこカツの方が好きだという人も多いと思います。
五志喜の「みかんいなり」
みかんジュースで炊いたみかんご飯で作った稲荷寿司。甘いのかと思いきや、以外とさっぱりしててウマい。
郷土料理を十分に楽しむことができました。
「郷土料理 五志喜 本店」のメニュー
五志喜では、郷土料理をメインとしたセットメニューが多く設定されていますが、それぞれ単品での値段設定もあります。
単品メニューにないじゃこ天やじゃこカツも注文することができました。
- ▼「郷土料理 五志喜 本店」の主なメニュー
- ・鯛そうめん(姿身):1,680円
- ・鯛そうめん(切身):1,530円
- ・宇和島鯛めし:1,000円
- ・松山(北条)鯛めし:1,000円
- ・鯛茶漬け:1,100円
- ・伊予佐妻:780円
- ・みかんいなり(2ケ):250円
「郷土料理 五志喜 本店」の店舗情報
松山の中心市街地に位置することもあり、観光でご当地グルメを味わうのにぴったりなお店です。清潔感と落ち着きのある雰囲気のあるお店なので、十分に郷土料理を楽しむことができました。
- 「郷土料理 五志喜 本店」の店舗情報
- 住所:愛媛県松山市三番町3-5-4
- TEL:050-5571-3318
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
- 定休日:不定休
- 駐車場:無
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