特急しおかぜの停車駅を路線図で確認!岡山~松山の料金・自由席は?
2019/06/20
岡山~松山駅間を結ぶ特急列車「しおかぜ」。
岡山駅から「瀬戸大橋線」を通って四国へ渡り、四国の大動脈「予讃線」を走って松山駅まで至ります。
特急しおかぜの停車駅は? 在来線との料金や所要時間はどのくらい違うの?ということで、今回は岡山駅と松山駅に行って「特急しおかぜ」を調査してきました。
特急しおかぜの停車駅を路線図で確認
特急しおかぜの路線図
特急しおかぜは、瀬戸大橋線・予讃線経由で岡山~松山駅間を結びます。途中、岡山県の「児島駅」、香川県の「宇田津」「丸亀」「多度津」「観音寺」、愛媛県の「川之江」「伊予三島」「新居浜」「伊予西条」「壬生川」「今治」に停車します。
その他、"△"で記載した「詫間」「高瀬」「伊予北条」にも一部列車が停車します。
各駅停車 | 特急しおかぜ | |
岡山 | ○ | ○ |
大元 | ○ | -- |
備前西市 | ○ | -- |
妹尾 | ○ | -- |
備中箕島 | ○ | -- |
早島 | ○ | -- |
久々原 | ○ | -- |
茶屋町 | ○ | -- |
植松 | ○ | -- |
木見 | ○ | -- |
上の町 | ○ | -- |
児島 | ○ | ○ |
瀬戸大橋 | ||
宇多津 | ○ | ○ |
丸亀 | ○ | ○ |
讃岐塩屋 | ○ | -- |
多度津 | ○ | ○ |
海岸寺 | ○ | -- |
(臨)津島ノ宮 | ○ | -- |
詫間 | ○ | △ |
みの | ○ | -- |
高瀬 | ○ | △ |
比地大 | ○ | -- |
本山 | ○ | -- |
観音寺 | ○ | ○ |
豊浜 | ○ | -- |
箕浦 | ○ | -- |
川之江 | ○ | ○ |
伊予三島 | ○ | ○ |
伊予寒川 | ○ | -- |
赤星 | ○ | -- |
伊予土居 | ○ | -- |
関川 | ○ | -- |
多喜浜 | ○ | -- |
新居浜 | ○ | ○ |
中萩 | ○ | -- |
伊予西条 | ○ | ○ |
石鎚山 | ○ | -- |
伊予氷見 | ○ | -- |
伊予小松 | ○ | -- |
玉之江 | ○ | -- |
壬生川 | ○ | ○ |
伊予三芳 | ○ | -- |
伊予桜井 | ○ | -- |
伊予富田 | ○ | -- |
今治 | ○ | ○ |
波止浜 | ○ | -- |
波方 | ○ | -- |
大西 | ○ | -- |
伊予亀岡 | ○ | -- |
菊間 | ○ | -- |
浅海 | ○ | -- |
大浦 | ○ | -- |
伊予北条 | ○ | △ |
柳原 | ○ | -- |
粟井 | ○ | -- |
光洋台 | ○ | -- |
堀江 | ○ | -- |
伊予和気 | ○ | -- |
三津浜 | ○ | -- |
松山 | ○ | ○ |
△は一部列車のみ停車
※2019年06月現在
特急しおかぜの料金
特急しおかぜ(岡山発)の料金一覧表
特急しおかぜ(岡山発)の料金一覧です。
特急列車は、乗車券+特急料金を合わせたのが運賃となります。指定席料金は基本、自由席にプラス520円となりますが、岡山側と四国方面にまたがる50キロまでの自由席特急料金は割安に、指定席特急料金は割高に設定されています。
指定席の特急料金はJRが定める閑散期には200円引き、繁忙期には200円増しとなります。
→特急料金等のご案内(JR四国HP)
乗車券 | 自由席 特急料金 |
指定席 特急料金 |
|
岡山~児島 | 500円 | 550円 | 1,270円 |
岡山~宇多津 | 980円 | 550円 | 1,270円 |
岡山~丸亀 | 980円 | 550円 | 1,270円 |
岡山~多度津 | 1,110円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~△詫間 | 1,320円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~△高瀬 | 1,330円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~観音寺 | 1,530円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~川之江 | 1,900円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~伊予三島 | 1,900円 | 1,180円 | 1,700円 |
岡山~新居浜 | 2,520円 | 1,830円 | 2,350円 |
岡山~伊予西条 | 2,530円 | 1,830円 | 2,350円 |
岡山~壬生川 | 2,850円 | 1,830円 | 2,350円 |
岡山~今治 | 3,280円 | 2,160円 | 2,680円 |
岡山~△伊予北条 | 3,610円 | 2,160円 | 2,680円 |
岡山~松山 | 3,930円 | 2,380円 | 2,900円 |
△は一部列車のみ停車
※2019年06月現在
特急しおかぜ(松山発)の料金一覧表
特急しおかぜ(松山発)の料金一覧です。
上りの始発のみ今治発となっています。
乗車券 | 自由席 特急料金 |
指定席 特急料金 |
|
松山~△伊予北条 | 360円 | 320円 | 1,050円 |
松山~今治 | 950円 | 520円 | 1,270円 |
松山~壬生川 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
松山~伊予西条 | 1,640円 | 1,180円 | 1,700円 |
松山~新居浜 | 1,810円 | 1,180円 | 1,700円 |
松山~伊予三島 | 2,100円 | 1,830円 | 2,350円 |
松山~川之江 | 2,430円 | 1,830円 | 2,350円 |
松山~観音寺 | 2,430円 | 1,830円 | 2,350円 |
松山~△高瀬 | 2,750円 | 1,830円 | 2,350円 |
松山~△詫間 | 2,750円 | 2,160円 | 2,680円 |
松山~多度津 | 3,180円 | 2,160円 | 2,680円 |
松山~丸亀 | 3,180円 | 2,160円 | 2,680円 |
松山~宇多津 | 3,180円 | 2,160円 | 2,680円 |
松山~児島 | 3,610円 | 2,160円 | 2,680円 |
松山~岡山 | 3,930円 | 2,380円 | 2,900円 |
△は一部列車のみ停車
※2019年06月現在
特急しおかぜの車両編成と自由席
特急しおかぜは多度津または宇多津で特急いしづちと分割・併合を行います。特急しおかぜ+いしづちが5+2両編成、5+3両編成の2種類ありますが、どちらの編成でも特急しおかぜ側は同じ5両編成で1編成につき2両分の自由席が設定されています。
特急しおかぜ+特急いしづち(5+2両編成)
- 1グ/指
- 2指
- 3指
- 4自
- 5自
- 6自
- 8自/指
←松山 岡山・高松→
特急しおかぜ+特急いしづち(5+3両編成)
- 1グ/指
- 2指
- 3指
- 4自
- 5自
- 6自
- 7自
- 8指
←松山 岡山・高松→
特急しおかぜの自由席車両・シート
特急しおかぜの車両の内装は、グリーン系の配色の車両とオレンジ系の配色の車両があります。奇数の1・3・5号車はグリーン系、偶数の2・4号車はオレンジ系の内装色となっています。
特急しおかぜの自由席シート。
座席はリクライニング機能付きで、8600系車両にはコンセントも完備しています。
特急しおかぜのグリーン車
特急しおかぜにはグリーン車の設定があります。松山行の先頭車両にあたる1号車の先頭半分がグリーン車(グリーン席)になっています。
1号車の前半分がグリーン車、後ろ半分が指定席となっているので、1号車の後部ドアから乗車した場合は指定席部分の自動ドアを通ってグリーン席に行きます。
特急しおかぜのグリーン車シート
グリーン車のシートは電動リクライニングシートで読書灯も付いているので、ゆったりとくつろげます。
特急しおかぜの「アンパンマン列車」
特急しおかぜの1編成は「アンパンマン列車」で運行されています。
岡山駅~松山駅間を1日2往復。松山行(下り)の「しおかぜ9号,21号」と、岡山行(上り)の「しおかぜ10号,22号」で、車両は8000系が使用されています。
特急しおかぜ停車駅・料金・自由席まとめ
特急しおかぜの停車駅・料金・自由席について、いろいろ調査した中で特記しておくべき事を最後にまとめておきます。
- ・特急しおかぜは岡山~松山駅間を結ぶ特急列車
- ・瀬戸大橋線・予讃線経由で岡山~松山駅間を結ぶ
- ・詫間・高瀬・伊予北条は一部列車のみが停車する
- ・指定席の料金は基本は自由席にプラス520円
- ・閑散期には200円引き、繁忙期には200円増し
- ・上りの始発のみ今治発
- ・多度津または宇多津で特急いしづちと分割・併合
- ・5+2両編成、5+3両編成の2種類がある
- ・車両の内装はグリーン系とオレンジ系の2パターンの配色
- ・8600系車両にはコンセントも完備
- ・1号車の先頭半分がグリーン車(グリーン席)
- ・特急しおかぜのうち1編成は「アンパンマン列車」で運行
- ・アンパンマン列車は岡山駅~松山駅間を1日2往復
- ・アンパンマン列車の車両は8000系
- ・しおかぜ9号,21号(下り)と10号,22号(上り)