三津浜で昔から知られている三津浜焼きの老舗店「みよし」
2019/07/21
ご当地グルメとしても定着してきた「三津浜焼き」。
三津浜焼きの有名店をいろいろ探したところ、三津浜で昔からやっているお店「日の出」さんと「みよし」さんが特に有名なお店とのことなので、今回は松山市内で3店舗展開しているみよしさんの「みよし 三津店」の三津浜焼きを食べに行ってきました。
「みよし 三津店」のメニュー
みよし三津店の三津浜焼きのメニューは、シングルかダブルか?うどんかそばか?のシンプルなラインナップ。
メニューには広島のお好み焼きではあまりみない「うどん」が気になる!うどんの方が先に書いてあるので、うどんがメインなのかと思いきや、そばの方が人気みたいです。
- ▼「みよし 三津店」の主なメニュー
- ・肉玉台付(うどん・そば):580円(税込み)
- ・肉玉台付ダブル(うどん・そば):840円(税込み)
みよしのアリーナ席で三津浜焼き
今回は、肉玉台付のうどん、そば、肉玉台付ダブルのうどんを注文します。ダブルは文字通り、うどんが2玉。麺は千切りキャベツと一緒に炒めます。
早速、三津浜焼きと広島焼きとの違いをひとつ発見!麺をソースで味付けするのは三津浜では基本らしい。
味付けした麺をクレープ状の生地にのせて焼きます。
うどんダブルはひと回り大きい。麺の上に天かすをまぶしたら、千切りキャベツをドカッとのっけます。
そして、三津浜焼きの特徴のひとつ「牛脂」を投入します。さらに牛脂の上に豚肉のスライスを敷いていきます。
一度ひっくり返して、蒸し焼きモードに入ります。この工程で、さきほどの牛脂が全体に染みわたります。
しっかりと具材を蒸したら、鉄板の上に卵を割って本体を丸ごとその上にかぶせます。
そしていよいよクライマックス。最後は二つ折りにします。
二つ折りにしたら、ソースを塗って、魚粉をまぶしたら三津浜焼きの完成!うどん玉の方は少々ゴツめに仕上がりました。
ソースは何種類かをブレンドした、みよし特製のソースで、酸味と甘みがある。このソースの味が好きで通うお客さんがいるんだそうです。
続いてそば玉の方も完成!
半月型で提供されるのも三津浜流の特徴です。
二つに割ってみても、三津浜焼きは広島のお好み焼きにそっくりです。
もしや三津浜のお好み焼きが広島のお好み焼きのルーツなの?と思って聞いてみたら、昔は松山から船で広島に遊びに行っていたそうで、広島に行ったらお土産にオタフクのソースを買ってくるようによく頼まれていたそうです。昔は今みたいにスーパーで気軽に手に入る訳ではなかったみたいですね。
おそらく広島風のお好み焼きのスタイルが三津浜に伝わったのでは?とのことでした。
「みよし 三津店」の店舗情報
松山市内で3店舗展開しているみよしさんの中でメインの店舗と聞いたので、今回は「みよし 三津店」に行ってきました。お店の横には駐車場も完備しています。
- 「みよし 三津店」の店舗情報
- 住所:松山市住吉2-4-3
- TEL:089-952-3359
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:なし
- 駐車場:あり
「みよし 駅前店」の店舗情報
三津駅前から信号を渡った商店街の入り口にも「みよし 駅前店」があります。こちらは松山市内から電車でのアクセスにも便利なお店です。
- 「みよし 駅前店」の店舗情報
- 住所:松山市住吉1-4-17
- TEL:089-952-3262
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:なし
- 駐車場:あり
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