先代伝統の荻窪ラーメンと燕三条系で勝負する荻窪の名店「二葉」
「荻窪」というラーメン激戦区の中で、 荻窪の名店の中では、歴史的には新しい部類に入る「二葉」。
ネットで下調べしたところ、どうやら「燕三条系ラーメン」のスタイルである 「背油煮干しラーメン」がウリでありながら、 先代が築き上げた荻窪ラーメン「熟成中華そば」も売り込むお店のようです。
荻窪ラーメン二葉の「熟成中華そば」
外観は、八王子ラーメンのたまねぎ抜きといった第一印象です。
分厚いチャーシューが4枚ものっていて、 チャーシュー麺頼んだんだっけ? と思ってしまうようなお得感があります。
豚バラチャーシューと、 お歳暮でいただくハムといった方が近いイメージの2種類のチャーシューを楽しめます。
とりあえず、スープを一口いただきます。 スープはしょうゆベースに煮干しが効いたあっさり系。 いかにも荻窪ラーメンといったところです。
麺は自家製麺らしく、 ストレートでもちもちしていてすすりやすく、ふつうに美味しいです。
荻窪ラーメン二葉の「熟成チャーシューメン」
熟成チャーシューメンは、喜多方ラーメンを思わせる分厚い豚バラチャーシューが 麺が見えないくらい器に敷き詰められています。
喜多方ラーメンのチャーシューがスープに浸っているのと違い、 こちらはチャーシューが表面に出ています。
ホロっととろけるというよりは、歯応えをしっかり残した肉々しい印象が残ります。
荻窪ラーメン二葉の「背油煮干しラーメン」
お店の看板メニューである背油煮干しラーメンは、 「燕三条系ラーメン」に煮干しをきかせ、荻窪流にアレンジしたような 二葉自慢のラーメンです。
こちらには、ぶ厚目のウマそうな豚バラチャーシューに加え、 メンマに海苔と刻み玉ねぎがのっています。
表面に浮かぶ背脂のこってりと、濃いめのしょうゆ味のスープに、 多めに投入された刻み玉ねぎがよく合う。
玉ねぎのシャキシャキとした歯ごたえのアクセントもよい。
こちらは、熟成中華そばの麺と違い、きしめんやパスタを思わせる、 うすくてモチモチした幅広麺を使用しており、 その幅広麺が面積を利用してスープをすくい上げてくれるので、スープが麺によく絡みます。
荻窪ラーメン二葉の「つけ麺」
背油煮干しラーメンをつけ麺にした印象で、 つけ汁には背油とたまねぎが浮いています。
麺も背油煮干しラーメンと同じ幅広麺を使用しています。
柚子こしょうがスープのこってりによく合います。
荻窪ラーメン「二葉」のメニュー
- ▼荻窪ラーメン「二葉」の主なメニュー
- ・熟成中華そば:710円
- ・熟成チャーシューメン:980円
- ・背油煮干しラーメン:830円
- ・つけ麺:770円
荻窪ラーメン「二葉」の店舗情報
入り口左手の自動券売機で食券を購入するシステムです。
- ▼荻窪ラーメン「二葉」の店舗情報
- 住所:東京都杉並区上荻1-16-14
- TEL:03-3392-3537
- 営業時間:11:30~翌1:00(月~土) 11:30~22:00(日)
- 定休日:年中無休
- 駐車場:無
- 公式HP:http://ogikubo-futaba.com/