三原「お好み焼てっちゃん」で三原名物ご当地お好み焼き「三原焼き」
2023/11/24
三原駅前の行列ができるお好み焼き屋さん「お好み焼てっちゃん本店」。三原のご当地お好み焼き「三原焼き」を提供する人気店で、観光客にも地元の人にも愛されるお店だ。
今回は、「お好み焼てっちゃん本店」さんに三原のご当地お好み焼き「三原焼き」を食べに行ってきたので紹介したいと思う。
JR三原駅から徒歩4~5分の距離にあるお店の前は、お昼時や休日になると、いつも行列ができている。
お店の入口には「ただ今の待ち時間」が表示されている。「約60分以上」ということなので列の最後尾に並んで待つことにした。
三原「お好み焼てっちゃん本店」のメニュー
「お好み焼てっちゃん本店」のメニュー表面(メニュー1)はお好み焼きのメニューとなっている。鶏モツの入ったお好み焼、またはモダン焼が「三原焼き」となるので、三原焼きが食べたい場合は「モツ」の文字が入ったメニューを注文しよう。
広島では麺が入るお好み焼きを「そば肉玉」などと表記することが多いが、こちらでは関西で用いられることが多い「モダン焼」表記となっている。
「お好み焼てっちゃん本店」のメニュー裏面(メニュー2)は、おつまみやドリンクのメニューとなっている。
- ▼三原「お好み焼てっちゃん本店」の主なメニュー
- ・お好み焼:500円(税込)
- ・モダン焼:600円(税込)
- ・焼そば/焼うどん:550円(税込)
- ・てっちゃん焼:950円(税込)
- ・てっちゃんモダン焼:950円(税込)
- ・スペシャル焼:1150円(税込)
- ・スペシャルモダン焼:1250円(税込)
お好み焼てっちゃん本店「三原焼き」
行列が進んで店内に入ると、席が空くまでカウンターで待つことになる。その間、お好み焼きを焼いているところを目の前で見ることができる。
テイクアウト客もひっきりなしにやって来る。
地元客は鶏モツが入った三原焼きではなく「お好み焼」や「モダン焼」に豚肉やエビをトッピングしてオーダーするのが主流のようだ。
そして観光客は、せっかく三原に来たなら三原焼きが食べたい!ということで、三原焼きの鶏モツと広島のお好み焼きらしいそばが入った「スペシャルモダン焼(A)」のオーダーが中心だ。
薄い生地に火が通ったら、ひっくり返して裏面を焼く。薄い生地の中の具材が蒸されてふっくらと仕上がるのも広島のお好み焼きの特徴だ。
裏面にしっかりと火が通たら、もう一度ひっくり返して表面に焼きを入れる。焼きあがった裏面を見ると「スペシャルモダン焼(A)」はかなり具沢山だ。
さらにひっくり返したら、薄い生地側の表面にソースをのばしていく。青のりを全体にまぶしたら三原焼きの完成だ。
お好み焼てっちゃん本店「スペシャルモダン焼(A)」
店内の席が空いたらカウンターから席に移動する。しばし待つと待ちに待った三原焼き「スペシャルモダン焼(A)」が席に運ばれてきた。
席の鉄板上に置かれた三原焼きを食べやすいサイズにカットしていく。新鮮な鶏モツのキンカンや砂肝が見える。
三原市では昔から鶏肉の生産が盛んで、お好み焼きの具材に新鮮な鶏モツを使うようになり、それが三原独自のスタイルとして確立されたことから「三原焼き」と呼ばれ、ご当地お好み焼きとなっている。
こちらのお店では、お店独自のオリジナルソースを使っている。広島市内のお好み焼き屋さんで主流となっているオタフクソースやカープソースと比べて甘さが控えめとなっており、それが鶏モツと共にビールにも良く合う。
今回は、鶏モツが入ったお好み焼き「三原焼き」を存分に楽しむことができた。鶏モツ入りのお好み焼きは全国的にもなかなか珍しいと思うので、三原を訪れる際にはぜひ味わっていただきたいと思う。
三原「お好み焼てっちゃん本店」店舗情報
今回は、三原のご当地お好み焼き「三原焼き」といえばココ!と言えるお店「お好み焼てっちゃん本店」を紹介した。これから三原に行って三原焼きを食べたいという人に参考にしていただければ幸いだ。
- 三原「お好み焼てっちゃん本店」の店舗情報
- 住所:広島県三原市城町1-5-25
- TEL:0848-63-9073
- 営業時間:11:00~19:30
- 定休日:木曜日、第3水曜日
- 駐車場:なし