六花亭マルセイバターサンドを開封！買う前に注意すべきはアルコールと？

2024/03/29

北海道の代表的なお土産のひとつ「六花亭のマルセイバターサンド」。王道「白い恋人」に引けを取らない北海道のド定番土産に君臨している。

お土産売り場に並ぶ他のお菓子に比べて、ワンランク上感があるが、お値段もそれなりにするので、購入する前に中身を見てみたいなと思う人も多いだろう。そこで、実際に「六花亭のマルセイバターサンド」を開封しながら中身を紹介することにしたので、北海道に行ってお土産を買うときの参考にしていただけたらと思う。

六花亭「マルセイバターサンド」（５個入り）を開封レポート

今回は、マルセイバターサンド（５個入り）を実際に開封しながら中身を紹介していきたいと思う。北海道の山野草がいっぱいに描かれた紙袋のデザインは坂本龍馬の子孫といわれる画家「坂本直行」氏の作品だ。

早速、包装紙を開けてみる。
包装紙の中の箱の裏面では、マルセイバターサンドのデザインや歴史について触れられている。その土地の歴史や文化がデザインに取り入れられていることで、商品のブランド価値が高まる。

包装紙の中の紙箱にも包装紙と同じデザインが入っている。箱を持ち上げた時のずっしりとした重厚感。いただいた時に感じるこの重みもマルセイバターサンドの価値のひとつと言えるだろう。

十勝開拓に力を尽くした依田勉三と晩成社が、北海道で初めて商品化したと言われているバター「マルセイバタ」の缶のラベルデザインがパッケージデザインに用いられている。

フタを開けると、箱の中にもレトロなデザインの個包装がタテに５つ並んでいる。

時代に左右されない個包装のレトロなパッケージデザイン。中央には、◯の中に「成」の字を入れた「マルセイ」、両サイドにはバターの「バ」「タ」の文字がある。

個包装の裏面には、原材料や製造者、栄養成分表示などの記載がある他、親切な開け口がある。一つだけいただいた場合に賞味期限がわからなくなるので、個包装ごとに賞味期限が記載されているのもうれしい。

開け口をつまんで開ける。
開け口をくるっと一周まわして開封する。

この工夫された開け口のおかげで、中のクッキーを割らずに開封することができた。

個包装を開けて中身のお菓子を取り出す。
六花亭の「マルセイバターサンド」は、ホワイトチョコとバター、ラムレーズを合わせたクリームをクッキーではさんだお菓子。バターには、十勝エリアで生産された生乳を100％使用するというこだわり。

いよいよ実食！
クッキーは意外としっとりとしていて、ぼろっと崩れそうな儚さがある。ホワイトチョコとバターを合わせたなめらかで濃厚なクリームに北海道を感じる。中に入っているラムレーズンがみずみずしく、あとからレーズンの風味をしっかりと感じる。

さすがは北海道を代表するお土産として地位を確立するマルセイバターサンド。このワンランク上のお土産は多くの人に喜ばれるだろう。

六花亭「マルセイバターサンド」２つの注意点

北海道のお土産でマルセイバターサンドを買う前に注意すべきことが２点ある。

アルコール成分が入っている

まず一つ目は、原材料にアルコールが入っていること。パッケージ裏面の原材料表記には、ラム酒、リキュール、ブランデーと３種類のアルコール成分が書かれている。

アルコールはラムレーズンに使用されていて、アルコール度数は0.4%となっている。レーズンのジューシーさを保つために加熱されていないためだ。決して高い数値ではないので、特に問題ないとされているが、妊娠中や授乳中、子供さんなど不安がある場合は、お土産のチョイスを考えた方が無難だろう。

賞味期限が短くてあまり日持ちしない

もう一つの問題点は、賞味期限が製造されてから１０日と短いこと。北海道で購入して持ち帰ったものをお土産としていただいたら、あっという間に賞味期限を迎えてしまう。

美味しくいただく為に、お土産で貰ったら早めに食べる。お土産で渡す時には、賞味期限が短くてあまり日持ちしないことを相手に伝えることも大切だ。

六花亭「マルセイバターサンド」のカロリー

推定値となるが、六花亭「マルセイバターサンド」１個当たりのカロリーは168kcal。同じ北海道のお土産「白い恋人」３枚分のカロリーがある。

１個でそれなりの満足感があるので、一度に全部平らげてしまった場合の計算はいらないかも知れないが、マルセイバターサンド（５個入り）を全部ひとりで平らげると840kcalとなる。

六花亭「マルセイバターサンド」の店舗情報

マルセイバターサンドは、北海道内に直営店が多数ある他、北海道内のお土産売り場なら、だいたいどこでも取り扱っている。北海道展などの催事を除いて、基本は北海道外で販売しない方針ということなので、北海道に行ったらぜひ手に取っていただきたいと思う。

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