東北新幹線で充電!はやぶさ・こまち全席コンセントがあるのはコチラ
2024/05/26
東京方面から仙台・盛岡方面に東北新幹線で行くのに、どちらにしようか迷ってしまうのが「はやぶさ・こまち」編成。
そもそも目的地が盛岡より先の場合、青森・函館方面なら「はやぶさ」、秋田方面なら「こまち」となるので迷う必要はないのだが、仙台や盛岡が目的地の場合は指定席券を購入する時点でどちらかを選択する必要がある。
東北新幹線「はやぶさ」「こまち」で長距離移動するなら、スマートフォンやタブレット、ノートPC、携帯ゲーム機などが充電できるコンセントの有無が気になるところだと思うので、今回は東北新幹線「はやぶさ・こまち」編成で全席コンセントがあるのはコチラ!という目線で調査してみたいと思う。
東北新幹線「はやぶさ」のコンセント
東北新幹線「はやぶさ」E5系車両のコンセントの位置を見てみたいと思う。E5系車両は、A,B,C席の3列シートと通路を挟んでD,E席の2列シートといった具合に1列に5席ある。まずはD,E席の2列シート側をチェック。
D,E席の2列シート側では、前席背面下部と壁側足元の2箇所にコンセントがあることを確認することができた。通電ランプが点灯しているので、コンセントが利用可能であることがわかる。
壁側下部のコンセント。
ノートPC、携帯電話のアイコンと電圧、電流、周波数の記載がある。
早速コンセントに充電機のプラグを挿してスマートフォンを充電してみる。上部に出っ張りがあってシートに座った状態ではコンセントの穴が見え辛くプラグが挿し辛い。屈みこんでなんとかコンセントの穴にプラグをさすことができた。
続いて前席背面下部のコンセント。
こちらは壁側のコンセントと違って上部に出っ張りがない。
今回はE席(窓側)の指定席だったが、D席(通路側)に人がいない場合は前席背面下部のコンセントの方が位置的に使いやすい。D席のテーブルにスマートフォンを置いて充電することもできるので便利だ。
通路を挟んだA,B,C席の3列シート側にもコンセントが見える。A,B,C席側には壁側足元の他、前席背面下部に2つのコンセントが設置されている。
東北新幹線「はやぶさ」E5系車両には1列5席に5つのコンセントが設置されていた。E5系は一部をのぞいてほとんどの編成で全席コンセントを完備している。
ちなみに最前列の座席には正面妻壁にコンセントが設置されている。コンセントが設置されている高さを考えると、こちらが最も使いやすい位置だと言える。
東北新幹線「こまち」のコンセント
東北新幹線「こまち」E6系車両のコンセントの位置を見てみたいと思う。E6系車両は、A,B席の2列シートと通路を挟んでC,D席の2列シートといった具合に1列に4席ある。
A,B席、C,D席それぞれ1箇所ずつ窓側足元にコンセントが設置されていた。2席に対してコンセントが1つしか設置されていないので、コンセントを使いたい場合は窓側の席を予約するのが良いだろう。
コンセントの設置個所が低いうえに、かかと側にあるのでシートに座った状態ではコンセントの穴が見え辛くプラグが挿し辛い。
手前にある分、一度コンセントにプラグを挿すことができれば充電ケーブルが多少短くても余裕でスマートフォンをテーブルに置くことができた。
東北新幹線「はやぶさ・こまち」のコンセントまとめ
今回は東北新幹線「はやぶさ・こまち」編成で全席コンセントがあるのはコチラ!という目線で調査してみた。新幹線で長距離移動する場合、どうしても電子機器のバッテリー残量を消費するような時間が長くなってしまうので、自分が乗車する席にコンセントがあるかないかは重要になってくる。
今回、「はやぶさ」E5系車両には全席にコンセントが設置されていたのに対して、「こまち」E6系車両には2席に対してコンセントが1つしか設置されていなかったのは、これから東北新幹線に乗車する人にとって有益な情報になったのではなかろうか。
東北新幹線「はやぶさ・こまち」でコンセントが必須の場合は、「こまち」の通路側にはコンセントがないということだけ覚えておいていただきたい。