松島の牡蠣小屋「焼がきハウス」！食べ放題コースで冬の松島牡蠣三昧

2025/03/24

宮城県松島周辺は、全国的にも有名な牡蠣の産地。冬になると、旬の牡蠣を求めて多くの人が訪れる。そんな松島で、新鮮な牡蠣を好きなだけ堪能できる人気の牡蠣小屋が、松島さかな市場内にある「松島焼がきハウス」。

こちらでは、蒸し焼きでじっくりと焼き上げる焼き牡蠣の食べ放題コースが楽しめ、プリプリの牡蠣を心ゆくまで味わうことができる。

今回は、冬の松島ならではの贅沢なグルメ体験を求めて、「松島焼がきハウス」の食べ放題コースで牡蠣三昧してきた。食べ放題の詳細や実際の味わいを詳しくレポートするので、松島で牡蠣小屋を探している方はぜひチェックしてみてほしい。

「松島焼がきハウス」食べ放題コース順番待ち

「松島焼がきハウス」は、松島さかな市場の敷地内にある牡蠣小屋で、駐車場の入口付近に建物が立地している。入口付近から見えるのは「焼がきハウス」の出口部分で、入口は敷地の奥に入ったところにある。

こちらでは、牡蠣の食べ方によって利用方法が異なる。食べ放題コースは店内で、単品メニューは店頭のテーブルで楽しむいただくシステムになっている。

注文は、まず奥の受付カウンターで行う。
食べ放題コースを選ぶと、受付後に店内へ案内され、席で焼き牡蠣を楽しむスタイル。単品メニューを選ぶ場合も、受付カウンターで注文し、番号が呼ばれたら商品を受取りに行って、外のテーブルでいただくスタイルになっている。

早速、食べ放題コースを注文するために受付に並ぶことにした。

食べ放題コースは、AコースとBコースの2種類が用意されている。Aコースには、「かきご飯」と「かき汁」がセットで付いてくるため、Bコースよりも500円ほど高い設定。シンプルに焼き牡蠣のみを楽しみたい方向けに食べ放題のみのBコースも設定されている。

ドリンクは事前にチケットを購入して、店内で引き換えるシステムになっている。

待ち時間は約40分とのことだったので、敷地内にある松島さかな市場を散策してみることに。市場の中には、近海で獲れた魚介類や加工食品、宮城県ならではのお土産が並んでいる。

市場内を歩いていると、魅力的な商品がずらり。少し味見をしてみたくなるが、今回は食べ放題コースに集中するため時間までとにかく我慢。

スタート時間が近づいてきたので、受付に戻って待機。しばらくすると、いよいよ店内へ案内された。

「松島焼がきハウス」食べ放題コース（Aコース）

牡蠣小屋の店内に入り、席に案内される。
テーブルは6人ほどが座れる仕様になっており基本的に相席スタイル。すでに鉄板の上では牡蠣が焼かれており、蒸し蓋の隙間から湯気が立ち上る光景が食欲をそそる。

卓上には牡蠣剥き用のオイスターナイフと軍手、トング、紙エプロン、割りばしなどのセットや味付け用のポン酢が準備されている。

6名が相席でテーブルを囲んで牡蠣が焼き上がるのを待つ。紙エプロンと軍手を装着してスタンバイ。

食べ放題コース（Aコース）の「かきご飯」と「かき汁」が運ばれてきた。ひたすら焼き牡蠣だけを食べ続けるのもアリだが、いろいろな味を楽しみたかったので、今回はこちらのコースをチョイスした。

そして、いよいよ蒸し蓋がオープン！
店員さんが殻の剥き方を実演しながら説明してくれるので、初心者でも安心して挑戦できる。ここから45分間の食べ放題スタートだ。

鉄板の上には、これでもかというほどの牡蠣。とりあうえず最初は、すでに殻が開いている牡蠣を選んでいただくことに。

開いている牡蠣は、殻剥きも簡単。
早速ひとつ口に運ぶと、何もつけなくても牡蠣の塩気が絶妙でウマい！蒸し焼きすることで旨味が凝縮され、シンプルにそのまま食べるのが一番おいしいと感じる。

大きい牡蠣が入っていそうなものを選んでいくつか開けてみる。皆黙々と牡蠣を剥く作業に集中。無言で牡蠣と向き合う時間が続く。

サイズは当たりハズレがあり開けてみるまで分からないが、基本はイメージよりもやや小ぶり。蒸し焼きにすることで身がぎゅっと締まり、凝縮された旨味とプリッとした食感が楽しめる。

受付で購入したビールのチケットをお店のスタッフさんに渡してビールをいただく。Aコースの「かきご飯」もまたウマい。

さらに、「かき汁」にも牡蠣が2粒入っていて、旨みたっぷり。「焼がき」に「かきご飯」、そして「かき汁」と、まさに牡蠣三昧！

テーブルの牡蠣が無くなりそうになると、店員さんが大きなスコップで豪快に追加！今度は、新たに補充されたばかりの牡蠣から大きそうなものを狙って開けてみる。

シンプルにそのまま食べても美味しいが、せっかくなのでポン酢をかけて味変。定番のポン酢でいただくと、酸味が加わりさっぱりとした後味に。これもまたウマい！

テーブルの牡蠣は次々に補充されるが、皆お腹がいっぱいになってきたので追加はストップ。それぞれ満足いくまで牡蠣を堪能することができた。

「蒸し焼きの牡蠣をひたすら食べまくる」という体験は、なかなかできないご当地ならではの貴重な時間。大満足の食べ放題でいい思い出になった。

「松島焼がきハウス」の店舗情報

冬の松島名物といえば、やっぱり牡蠣。今回訪れた「焼がきハウス」では、牡蠣を鉄板で蒸し焼きにする松島スタイルで食べ放題を満喫することができた。

焼きたての牡蠣は旨味が凝縮されており、かきご飯やかき汁と組み合わせて、まさに牡蠣三昧の時間を過ごすことができた。冬の松島で、焼き牡蠣の食べ放題を体験してみたい方には、ぜひ訪れてほしいお店だ。

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