八戸でヒラメ漬け丼「魚まる食堂」!あの有名店の秘伝のタレを使用
2024/07/07
あの有名店の秘伝のタレを使用する人気店「魚まる食堂」さん。その有名店とは、八戸の台所「陸奥湊」にある超人気店「みなと食堂」さんのことで、みなと食堂さんの看板メニューである「平目漬丼」と同じタレを使用しているというから期待せずにはいられない。
今回は、魚まる食堂さんでその平目漬丼を実際に味わってきた。この記事では魚まる食堂さんのメニューや平目漬丼について紹介したいと思う。
八食センター開業当初から出店している老舗鮮魚店が陸奥湊に新たにオープンした食堂。店内では新鮮な魚介類や水産加工品も販売しており、地元の海の幸をテイクアウトすることもできる。
2023年4月にオープンした比較的あたらしいお店でありながら、老舗の代表が自ら買い付けた新鮮で質の高い料理が評判を呼んでいる。
ヒラメ漬け丼「魚まる食堂」のメニュー
オープン時からある「まぐろ漬丼」「海鮮丼」「平目漬丼」「でっかいタラ&帆立フライ定食」「いか天」が、このお店の定番メニューと言ってよいだろう。
みなと食堂さんと同じタレを使用している「平目漬丼」を今回は注文したが、自家製タレを使った「まぐろ漬丼」や、八戸と言えばイカということで「いか天」も魅力的だ。えんがわと平目の「半々漬丼」は完売していた。まぐろと平目の「2色漬丼」という選択肢もあるようだ。
ちょっとしたアルコールの他、八戸市の地サイダー「みしまサイダー」もメニューに並ぶ。
- ▼ヒラメ漬け丼「魚まる食堂」の主なメニュー
- ・平目漬丼:1,500円(税込)
- ・まぐろ漬丼:1,500円(税込)
- ・海鮮丼:2,300円(税込)
- ・まかない丼:1,200円(税込)
- ・でっかいタラ&帆立フライ定食:1,500円(税込)
- ・いか天:400円(税込)
魚まる食堂「平目漬丼」
注文してから20分ほどで平目漬丼が運ばれてきた。平目漬丼には、平目のつみれ汁と小鉢がセットになっており、漁港近くの食堂で食べるような雰囲気を感じさせてくれる。
「タレがかかっているので醤油はかけずに」と説明があった。確かにみなと食堂さんと同じ秘伝のタレを味わうことなく醤油をかけてしまうのはもったいないことだ。
特製タレに漬けられた平目のお刺身が丼の表面を美しく覆っている。中央には生卵の黄身があり、その上にワサビが添えられているため、見た目も鮮やかで食欲をそそる。ビジュアルも綺麗で目でも楽しめる一品となっている。
平目のお刺身がプリップリ。
みなと食堂さんよりもやや厚めにカットされている。これは同じタレを使っていても平目を味わいたい人と、味付けを楽しみたい人で好みが分かれそう。
お刺身と漬けの味をひととおり楽しんだら、次に中央の黄身を割ってみる。最初はご飯が酢飯ではないことに少し物足りなさを感じていたが、生卵がそのすべて解決してくれた。
生卵は平目のお刺身に絡めるのではなく、ご飯としっかり混ぜてTKG(卵かけご飯)のようにしてから、平目の漬けと一緒に食べるのが一つの完成形となる。
漁港近くの食堂感がたまらない日変わりの小鉢。箸休めにもなる一品だ。
丼や定食には「平目のつみれ汁」が付いてくる。このつみれ汁は、みなと食堂さんにはない魚まる食堂さんオリジナルメニューだ。
平目の旨味がたっぷり詰まったつみれが入っており、優しい味わいの出汁とともに楽しむことができる。食事の最後にこのつみれ汁をいただくことで、満足感を一層増すことができた。
魚まる食堂「まかない丼」
続いて、連れが注文した「まかない丼」。こちらも平目のつみれ汁と小鉢がセットになっている。
平目、マグロ、サーモン、イカなどのブツ切りが贅沢に盛り付けられた「まかない丼」。このまかない丼も平目漬丼と同様に特製タレに漬け込まれた漬け丼タイプで、中央には生卵の黄身、その上にワサビが添えられている。リーズナブルな価格で、魚まる食堂を存分に楽しむことができるメニューとなっている。
平目漬丼「魚まる食堂」の店舗情報
今回は、6時にオープンする「みなと食堂」さん目当てに八戸を訪問したが、到着が8時半頃になってしまい、残念ながら当日分の受付が終了していた。しかし、運良く「みなと食堂」さんの特製タレを使用した平目漬丼を提供している「魚まる食堂」さんを訪問することができた。
実は、「魚まる食堂」を運営する「尾崎商店」さんは、昔から「みなと食堂」さんへ平目を卸している老舗鮮魚店。同じ平目に、同じ特製タレを使用しているので、その味わいは間違いない。次回訪問した際には、もしかしたら「魚まる食堂」さんも八戸陸奥湊の新たな人気店になっているかも知れない。