
青森の春の味覚「トゲクリガニ」食べ放題!亀の井ホテル青森まかど
2025/05/12
青森の春の味覚といえば「トゲクリガニ」。
桜の開花と時期を同じくすることから「桜ガニ」や「花見ガニ」とも呼ばれ、青森では春限定の味覚として親しまれている。
そんなトゲクリガニを思う存分楽しめるのが、青森県野辺地町にある「亀の井ホテル 青森まかど」さん。今回は、ゴールデンウィークに訪問して「春の青森の味覚ビュッフェ」をいただくことができた。
旬のトゲクリガニが食べ放題で登場するほか、青森の魅力が詰まった郷土料理や地元食材を使った絶品料理が並ぶ、大満足のビュッフェ内容を写真とともに紹介したいと思う。春の青森旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
青森の春の味覚「トゲクリガニ」とは?
青森の春の味覚として親しまれている「トゲクリガニ」は、主に陸奥湾で水揚げされる小ぶりのカニ。甲羅や脚に鋭いトゲを持っており、見た目は少しごついが、その身は甘くて濃厚、特に味噌の美味しさはカニ通の間でも高く評価されている。
桜の開花時期と漁の時期が重なることから、トゲクリガニは「桜ガニ」や「花見ガニ」とも呼ばれ、青森の春を象徴する旬の味覚として地元の人々に親しまれている。

この時期になると、青森市内の市場や道の駅、直売所などでもよく見かけるようになり、地元では家庭料理として蒸したり茹でたりして楽しまれるほか、限られた時期しか味わえない"春限定"のごちそうとして、このカニを求めて観光客が青森を訪れる。
トゲクリガニ食べ放題が楽しめる「亀の井ホテル青森まかど」

青森の春の味覚「トゲクリガニ」を思う存分味わえる場所のひとつが「亀の井ホテル 青森まかど」さん。こちらのホテルでは、春限定で開催される「春の青森の味覚ビュッフェ」の中で、トゲクリガニの食べ放題を提供している。旬の時期に訪れたい注目スポットだ。
青森県内でもトゲクリガニを食べられる飲食店は限られており、観光客が気軽に味わえる場所となるとさらに貴重。亀の井ホテル青森まかどでは、宿泊とセットで本格的に地元の味覚を楽しめるため、旅行とグルメの両方を楽しみたい方にオススメ。
今回、ゴールデンウィークの青森旅行が旬のタイミングに合致したのでこのホテルをチョイス!トゲクリガニを心ゆくまで堪能してきたので、紹介したいと思う。
まずは主役のトゲクリガニ(桜ガニ・花見ガニ)
夕食「春の青森の味覚ビュッフェ」の会場は、大宴会場「烏帽子(えぼし)の間」。入口ではスタッフさんが笑顔で迎えてくれて、席まで案内してくれる。広々とした会場には、青森の春の味覚がずらりと並んでいてワクワクが止まらない。

すぐに、お目当てのトゲクリガニを発見!
舟盛りに豪快に盛られており、見た目のインパクトは抜群。
トゲクリガニは毛ガニと同じ仲間で、味は毛ガニ以上とも言われているらしい。これはいただくのが楽しみだ。

別の舟盛りでは別名「桜ガニ」と案内されており、同じくトゲクリガニが盛られている。ビニール手袋やカニスプーンが用意されており、手を汚さずに食べられるよう配慮されている。

ひとまず2杯のトゲクリガニを確保。
初めての人でも食べやすいように半分にカットされているのが嬉しい。

見た目が毛ガニにそっくりだが、毛ガニと比べるとやや小振り。しかし、味は毛ガニ以上だと聞くと期待が高まる。

カットされた断面を見ると、カニ味噌がたっぷりと詰まっており、とにかくウマそう。トゲクリガニの美味しい食べ方として、カニの身をコツコツと取り出して、カニの身とカニ味噌と和えて食べる方法が紹介されている。この方法でじっくりと味わってみたいと思う。

そして、コツコツとカニの身を取り出すこと数十分。ひと通り身をかき出すことができた。

取り出したカニの身をカニ味噌と和えてひとくち。前評判通り、毛ガニに勝るとも劣らない濃厚な旨味が口いっぱいに広がる。トゲクリガニのおいしさを存分に堪能することができた。
他にも盛り沢山「春の青森の味覚ビュッフェ」

「春の青森の味覚ビュッフェ」では、トゲクリガニ以外にも、青森の旬の食材を活かした様々なメニューが並ぶ。品数が豊富なので計画的にお皿に盛り付けたい。
海鮮メニュー

陸奥湾産「ホタテの貝焼き」!
固形燃料に火を付けて自分で焼くスタイルで提供されている。卓上に広がる香ばしい香りが食欲をそそる。

新鮮なお刺身をいただく。陸奥湾産のホタテ、青森海峡サーモンなど、地元の新鮮な海の幸が並ぶ。

青森名物「のっけ丼」。しらす干し、高菜、甘エビ、穴子、玉子、オクラ等の具材を豪快にのっけていただく一品だ。

ヒラメも青森では定番の食材。「ヒラメのしゃぶしゃぶ」は、固形燃料で出汁を沸騰させて席でいただける贅沢な一品。

お寿司ももちろん食べ放題。
こちらはサーモン、まぐろ、えび等の定番ネタが食べ放題で楽しめる。わさびは別になっているので、お子様にも安心だ。
青森の郷土料理

八戸の郷土料理「せんべい汁」。
こちらも固形燃料に火を付けて自分で温めるスタイルで提供されている。出汁に浸した南部せんべいに優しい醤油味が染み込んでウマい。

続いて、こちらも青森の郷土料理「姫竹の煮炊き物」。姫竹はタケノコではなく笹の若芽で、柔らかくて美味しい一品だ。

「津軽葉くるみ漬け」は、大根を白菜で包んで、塩漬けしたもので、ロールキャベツのような見た目が面白い。
青森ごぼう

実は日本一の生産量を誇る青森県産の「牛蒡(ごぼう)」のメニューもいただける。「青森ごぼうからあげ」は香ばしい風味とごぼうの歯応えが楽しめる。

青森県産のごぼうが練り込まれた「牛蒡うどん」。優しい風味のスープに癒される。
その他

スパゲッティ、フライドポテト、唐揚げなどのお子様メニューも充実。家族連れにも安心だ。

ライブキッチンの牛ステーキは、特製りんごソースでいただける。柔らかくてウマい!

サラダバーで野菜を盛って、好きなドレッシングをかけると、自分好みのサラダが完成。

わらび餅、シュークリーム、ロールケーキなどデザートも充実しており、食後の楽しみも満載だ。

ドリンクバーでソフトドリンクも飲み放題のほか、アイスクリームも食べ放題。北海道ミルクのバニラアイスがオススメだ。
「春の青森の味覚ビュッフェ」では、トゲクリガニをはじめとした青森の旬の食材を存分に味わうことができて大満足。春の訪れを感じながら、青森の味覚を堪能してみてはいかがだろうか。
「亀の井ホテル青森まかど」でトゲクリガニ食べ放題まとめ

今回は、青森の春の味覚「トゲクリガニ」を堪能できる「亀の井ホテル 青森まかど」の食べ放題で、青森の旬の味覚と地元の魅力を存分に味わうことができた。特にトゲクリガニは、春の短い期間にしか味わえない特別な海の幸で、毛ガニに似た濃厚な旨味とカニ味噌を楽しむことができた。
また、ビュッフェでは、陸奥湾産のホタテや青森海峡サーモン、新鮮なお刺身、郷土料理のせんべい汁や姫竹の煮物、青森県産のゴボウを使った料理など、多彩なメニューが揃っており、青森の食文化を存分に楽しむことができた。
季節限定の味覚と地元の食材を一度に楽しめる「亀の井ホテル 青森まかど」のビュッフェは、春の青森を訪れる際にはぜひ多くの人に立ち寄ってもらいたいと思った。青森の春を感じる旅の計画に、ぜひ参考にしてみてほしい。
- 亀の井ホテル青森まかど
- 住所:青森県上北郡野辺地町湯沢9
- TEL:0175-64-3131
- 駐車場:無料駐車場あり