浪花屋製菓「元祖柿の種」を開封!新潟を代表するお土産の中身を紹介
2024/04/21
新潟を代表するお土産と言えば「柿の種」。
柿の種と言えば亀田製菓さんの「亀田の柿の種」が全国的に知名度が高いが、柿の種を生み出した浪花屋製菓さんの「元祖柿の種」も新潟のお土産としてロングセラー商品となっている。
今回は、そんな浪花屋製菓「元祖柿の種」を実際に開封しながら中身を紹介することにしたので、お土産選びの参考にしていただければと思う。
浪花屋製菓「元祖柿の種」を開封レポート
今回は、浪花屋製菓「元祖柿の種」の進物缶入り(6袋入り)を実際に開封しながら中身を紹介していきたいと思う。1924年(大正13年)に誕生したとされる柿の種が2024年で100年を迎えるということで、パッケージには100周年の文字が記載されている。
「越後・長岡」の表記に老舗感がある。
ちなみに進物缶の包装紙デザインは、「(果物の)柿の種」が登場する昔話「さるかに合戦」からカニがデザインに採用されている。
越後なのに会社名が浪花なのは、大阪であられ職人をしていたという関西出身の人物から、もち米からあられを作る製法を教わったことから、浪花屋という屋号になったのだそう。
早速、包装紙を開けてみる。
紐をほどいて包装紙を開けると、中から昔懐かしい感じの缶が出てくる。ご当地のお土産菓子で缶に入っているのはなかなか珍しい。
缶のフタはシールでとめられている。
湿気防止のために、缶のフタは固く閉められている。コインなどで持ち上げて缶のフタを開けるように記載されている。
缶のフタを開けると、中身は小袋に小分けされている。かなり前になるが、昔に食べた時は小分けされていなかったような気がしたが気のせいか、、、
個包装になっているので、分けて配ることもできるのがうれしい。
缶の中に同封されるしおり(リーフレット)には、柿の種の歴史が紹介されている。創業者の奥さんがうっかり踏みつぶしてしまった金型が柿の種に似ていたことが米菓「柿の種」が誕生したきっかけだったそう。アクシデントから誕生したヒット商品は意外と多いのかも知れない。
小袋が全部で6つ。湿気防止のために用いられた缶の中には、さらに柿の種の乾燥状態を維持する石灰乾燥剤がはいっている。缶の底には柿の種が割れないように緩衝材が敷かれているという品質への徹底したこだわりがすごい。
個包装の小袋を開けてみる。
中には見慣れた形の柿の種が入っているが、良く知っている「亀田の柿の種」よりも濃い色をしているのと、ピーナッツが入っていないという違いがある。
どうしてもいつもの「亀田の柿の種」との比較になってしまうが、実際に食べてみると素朴な味わいの中に醤油味の深さと程よい辛さを感じる。どこか元祖の風格を感じる独特の味わいがあっておもしろい。柿の種の元祖の味をぜひ多くの方に味わっていただきたいと思う。
浪花屋製菓「元祖柿の種」のカロリー
浪花屋製菓「元祖柿の種」の包装紙の裏側にある栄養成分表示には、エネルギー:385kcalと書かれている。しかし、この表記は100gあたりの数値となるので注意してほしい。
個包装の小袋1袋は25gとなるので、浪花屋製菓「元祖柿の種」1袋当たりのカロリーはおよそ96kcalとなる。
浪花屋製菓「元祖柿の種」まとめ
いまや日本を代表する米菓のひとつと言ってもよいお菓子「柿の種」。今回はその柿の種の元祖の味をいただくことができた。
コロナ禍で需要が低迷し経営が厳しくなっていたことから、同じ新潟県でお菓子を製造する企業「阿部幸製菓」さんに事業が引き継がれた。なんとか浪花屋さんの社名や元祖柿の種のブランドが守られた形となるが、今後も元祖柿の種を味わうことができるように食べて応援したいと思う。