
神戸・南京町「老祥記」豚まんは並ぶ価値あり!38分待ちの実食レポ
2026/07/20
神戸旅行で絶対に立ち寄りたかったのが、南京町にある老舗豚まん店「老祥記」だ。創業大正4年、100年以上の歴史を誇る元祖豚まんの店として知られ、地元客だけでなく観光客からも絶大な支持を集めている。
ただし人気店ゆえに覚悟しておきたいのが行列だ。実際に訪れてみると店の前には長蛇の列ができており、購入までに38分を要した。それでも実際に頬張った瞬間、待った甲斐があったと実感できる味だった。
今回は行列の様子から実食の感想まで、写真とともにレポートしていく。
老祥記とは?創業100年を超える元祖豚まん

老祥記は神戸・南京町の一角に店を構える老舗豚まん専門店だ。創業は大正4年、実に100年以上にわたって味を守り続けてきた店で、店頭の看板にも「創業100余年」の文字が誇らしげに掲げられている。
自らを「元祖豚饅頭」と称するだけあって、南京町の数ある豚まん店の中でも別格の知名度を誇る。地元神戸っ子はもちろん、観光で訪れる客の多くが目当てにする一軒であり、この人気の高さが後述する長蛇の行列にもつながっている。
まさかの38分待ち!行列に並んでみた

到着したのは夕方前。
人気店だけにある程度の混雑は覚悟していたが、まさかここまでとは思っていなかった。列の最後尾に案内されると、この時間にも関わらず何十人もの客が並んでいた。

しばらく進むと、列は店舗前で一度向きを変える。限られたスペースで列をさばく工夫なのだろう。

待っている間に目に入ったのが、店頭に掲示された豚まんのメニューだ。5個入り600円、10個入り1200円というシンプルな価格設定で、購入できる個数もこの2種類のみと決まっている。
並びながらどちらを買うか非常に悩むところだが、行列の長さを見ると、まだまだ考える時間は十分にありそうだ。
| メニュー | 値段 |
|---|---|
| 豚まん(5個入) | 600円(税込み) |
| 豚まん(10個入) | 1,200円(税込み) |

さらに列が進むと、今度は店舗の建物方向へと再び向きを変える。折り返しを繰り返しながら少しずつ入口に近づいていく感覚だ。

列の途中でふと道を挟んだ向こう側を見ると、老祥記の新しい本社屋ビルが建設中であることに気づいた。「伝統を紡ぎながら次の100年、南京町の新たなランドマークへ」という表記から、この店が地域にとってどれほど大きな存在かがうかがえた。

そこからさらに列が進むと、次は列が左へと蛇行している。

そしていよいよ建物内が見えてくる。

入口付近で出迎えてくれるのが、豚まんを山盛りに抱えたキャラクター「ぶーちゃん」だ。愛嬌のある表情に、並び疲れも少し和らぐ。

建物の中に入ると、ようやく行列の先頭が見えてきた。ここまで来ればゴールは目前だ。

厨房をのぞくと、大きな蒸籠にぎっしりと並んだ豚まんが湯気を立てていた。蒸したての豚まんが次々と運ばれてくる様子に、期待は高まるばかりだ。
結局、最後尾に並んでから購入まで要した時間は38分。テイクアウト専門店と考えても、決して短くはない待ち時間だが、店の歴史や活気を肌で感じられる時間でもあった。
待望の実食!老祥記の豚まんを味わう

購入した豚まんを持って店の外に出ると、広場のあちこちで同じように豚まんを頬張る人の姿が目に入った。行列に並んだ客の多くが、その場で包みを開けて食べ始めている。

自分も例に漏れず、広場に置かれた石のベンチに腰を下ろし、さっそく包みを開くことにした。

紙の包みを開けると、内側にはもう一層、経木のような木の薄い紙で包まれていた。昔ながらの製法をそのまま今に伝えている老舗ならではの気遣いを感じる。

そしていよいよ、豚まん本体とご対面。5個並んだその姿は、想像していたよりもひとまわり小ぶり。世間一般でイメージされる、ふかふかとした厚い生地の豚まんとは明らかに違うタイプだと見た瞬間にわかった。

生地を割ってみると、中からぎっしりと詰まった餡が顔をのぞかせる。皮は薄く、餡の存在感がとにかく強い。

箸で持ち上げてみても、その密度の高さがよくわかる。決して大ぶりではないのに、ずっしりとした重みを感じるほどだ。

断面を見ると、餡には肉汁がしっかりと閉じ込められている。ひと口食べると、味付けは想像以上に濃いめで、ジューシーな肉汁がじゅわっと広がった。小ぶりなサイズも相まって、あっという間に5個を食べ終えてしまった。さすが元祖を名乗るだけのことはある、実力のある一品だった。
まとめ:老祥記の豚まんは並ぶ価値あり

南京町を歩けば、老祥記の店先には今日も変わらず長い行列ができている。何度訪れても絶えることのないこの光景こそが、この店の実力を何より雄弁に物語っているのだろう。
小ぶりなサイズながら餡はぎっしり。濃いめの味付けとジューシーな肉汁は、38分という待ち時間を差し引いても十分におつりが来る美味しさだった。「元祖」を名乗るその看板が、さらにこの豚まんの価値と満足感を高めてくれる。
なお店頭の掲示によると営業時間は10時から18時30分までだが、売り切れ次第閉店となる点には注意したい。神戸・南京町を訪れる際は、多少の待ち時間を覚悟のうえで、ぜひ本場の元祖豚まんを味わってみてほしい。

神戸市役所の展望ロビー!無料で神戸の街を一望できる穴場スポット
神戸ビフカツ難民が辿り着いた灘の洋食店!名店「洋食SAEKI」実食レポ
新快速の停車駅!JR神戸線・京都線・琵琶湖線・湖西線を路線図で紹介
喃風どろ焼酒場!どろ焼き・姫路ちゃんぽん・ひねポンなど姫路名物三昧
姫路名物アーモンドバター発祥「カフェ・ド・ムッシュ」でモーニング
姫路駅ビル内で気軽に姫路おでん「姫路の地酒と姫路おでん本舗」
明石焼き人気NO.1は「ふなまち」?行列店の実力を確認してきた
明石焼きランキング!明石駅・魚の棚商店街周辺の人気店はココ
入館料かかる?揖保乃糸資料館「そうめんの里」で"そうめん流し"