ワットアルンの行き方と見どころ!渡し船のアクセス方法
チャオプラヤー川の西岸に立つ大仏塔の姿が、バンコクを象徴する景色としても有名な「ワットアルン」。
実際にワットポーからチャオプラヤー川の渡し船に乗船してワットアルンへアクセスしてみたので、バンコク市内からワットアルンへの行き方や見どころを紹介したいと思います。
バンコク市内からワットアルンへの行き方
ワットアルン周辺には最寄駅がありません。
バンコク市内からワットアルンに行くには、タクシー、トゥクトゥク、路線バス、水上バス等で対岸の「渡し船のりば」まで行って、渡し船でアクセスするのが一般的です。
タクシー、トゥクトゥクの場合は、橋を渡って川の向こう側に直接アクセスする事も可能なので、渡し船のりばまで行くのか、直接ワットアルンまで行くのかを運転手さんに明確に伝える必要があります。
ワットポーからワットアルンへの行き方
ワットアルンはワットポー側から見ると、チャオプラヤー川の対岸に立地しますが、渡し船で向こう岸に渡る事ができます。
渡し船のりばへは、ワットポーから徒歩で行く事が出来るので、ワットポーとセットで観光プランを組む事ができます。
ワットポー最寄りの「ティアン(Tien)船着場」には、ワットアルン側の岸まで運んでくれる「渡し船」と、チャオプラヤー川を定期航路運航する「水上バス」が発着します。
ワットアルンへの渡し船は手前側なので、間違わない様に手前側の窓口に並びます。
窓口には、親切に日本語で「運賃 3バーツ」と表記されていました。
その下にはタイ語で「เด็กสูงเกิน 90ซม」→「90センチメートルより背が高い子供」は料金がかかる的な感じの事が書いてあります。
料金を支払って桟橋の奥に進みます。
桟橋の先には、すでにワットアルンへの渡し船が待っています。
渡し船に乗船し、出発を待ちます。
船内の席はすぐに埋まっていきますが、吊革やポールがあるので、まだまだ乗船できます。
船が満席になったらなのか?時間になったからなのか?船が出発します。
いよいよ、チャオプラヤー川を横断します。
渡し船や水上バスの他にも、チャオプラヤー川にはたくさんの船が走行しています。
チャオプラヤ川から見るワットアルン。
大仏塔がだんだん近くなってきます。
ワットアルン側の桟橋に到着。
ワットアルンの入口は、桟橋から徒歩ですぐの距離にあります。
売店が数件並ぶ通りを少し進むと、すぐ左手にワットアルンの入口が見えてきます。
ワットアルンの入口は「裏門?」と思うくらい、こじんまりとしています。
漢字で「入口」、英語で「ENTRANCE」と表示されています。
ワットアルン観光の見どころ
ワットアルンの見どころ「山門とヤック(鬼神)」「本堂」「タークシン王像」「小仏塔」「大仏塔」を紹介していきます。
タイの寺院の特徴である細かい装飾にも注目!ワットアルンの大仏塔は、遠くからも近くからも楽しみたい建造物です。
▼山門とヤック(鬼神)
山門前では、2体の巨大なヤックが門番を務めています。
この山門の奥に本堂があります。
▼本堂
本堂の外観は、神殿のような形状をしています。 本堂の外壁や柱にも細かい装飾が施されています。
本堂中央に鎮座する黄金色の座釈迦像の台座には、ラーマ2世の遺骨が納められているそうです。
▼タークシン王像
ワットアルンを創建したタークシン王の像が立っています。 タークシン王は、ビルマ軍の侵略を打破した英雄として知られています。
▼小仏塔
大仏塔周辺の周辺には、大仏塔を囲むようにして4基の小仏塔が建っています。 こちらも、大仏塔と同じく細かい小装飾が施されています。
大仏塔
ワットアルン内では、大仏塔の観光のみ料金がかかります。
ちなみに入場料は50バーツ。
入口手前のチケット売り場でチケットを購入します。
中に入って大仏塔に近づくと、遠くから見えていた印象とは違い、外壁を覆う細かい装飾が印象的です。
急こう配の階段をのぼって、中央のテラスまで上がる事ができますが、工事中で足場が組まれていた為、この日はのぼる事ができませんでした。
ワットアルンの工事について
ワットアルンは2016年7月現在も改修工事中でした。
2015年11月まで、2016年5月までと工期を延長しながら、もうしばらくはこの状態が続きそうです。
※2017年8月に工事が完了しました。
メインの大仏塔が全体を足場で囲まれていたので、また次の機会にワットアルンへ訪問しようと思います。