ロック解除やった?クアラルンプール国際空港で現地SIMの入手方法
2018/12/22
海外旅行で現地SIMを購入してインターネットに接続するのは、いまや必須事項ですね。ぶっちゃけ空港で現地SIMを購入してネットに接続するのは超簡単!むしろ出発前の国内での手続きの方が面倒だけど超重要!
今回はクアラルンプール国際空港(KLIA2)の到着ロビーでの現地SIMの購入方法についてまとめてみました。
これだけは要注意!出発する前にSIMロック解除が必要
クアラルンプール国際空港で現地SIMを入手するのは、初心者でも誰でも簡単のような記事が検索上位を埋め尽くしていますが、これだけは要注意!
日本国内の3大キャリアと呼ばれる「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3社のキャリアを契約して購入したスマートフォン(※iPhone含む)は、他社のSIMカードに入れ替えて使用できない様、わざわざ端末にSIMロックをかけてあるので、他社のSIMカードが利用出来ない状態になっています。
なので、国内3社のスマートフォンを使用しているほとんどの人は、国内のドコモショップなどで事前にSIMロック解除をしておく必要があります。
各キャリアごとにSIMロック解除方法は異なりますが、 PCやスマートフォンから自分で解除の手続きをする場合は無料、ドコモショップなどで手続きをしてもらう場合は3,000円位の手数料がかかります。
→ドコモ
→au
SIMフリーのスマートフォンの場合は上記の手続きは不要だと思いますが、事前に販売元のHP等で確認しておくと良いと思います。
クアラルンプール国際空港(KLIA2)で一番人気だったのはココ!
マレーシアには「celcom」「maxis」「digi」の3つの大手通信事業者があり、それに「U Mobile」を加えた4社あたりが有名どころです。クアラルンプール国際空港(KLIA2)には、この4社全てがブースや店舗を構えているので、好きな通信会社の「トラベラーSIM」を購入できます。
今回はKLIA2の到着ロビーで一番人が集まっていた「digi」のSIMを購入してみました。
「digi」を選んだ理由は、空港で人気ナンバーワンだったのと、携帯電話シェアはマレーシア国内で第3位なので上位2社に比べて料金設定がリーズナブルだったという事です。
実際にクアラルンプール市内で使ってみて問題無ければ、クアラルンプールで一番オススメな現地SIMと言えます。
「digi」のトラベラーSIMの料金
表に出ているトラベラーSIMの料金プランは15日間と7日間の2プラン。
15日間の方がお得な料金設定になっていますが、今回のクアラルンプール滞在は5日間なので、7日間のプランを購入します。一見、7日間で9GB使えるように見えますが、下に小さな字で「2GB 4G Plus Internet + 7GB Social Internet」と書かれているので要注意!7日間で2GBあれば十分ですが、通信量の制限があるので心配な人は15日間の方を検討しても良いと思います。
15日間の方は「10GB 4G Plus Internet + 15GB Social Internet」なので通信量も7日間と比べて実質5倍とかなり余裕があります。
ちなみに、この日のクアラルンプール国際空港内の両替レートが"100JPY(円)=3.30MR(リンギット)"だったので、日本円にすると"20MR=約606円"。
7日間インターネット(2GB)が使えて、さらに20分の無料通話が付いてくるという、日本国内のサービスと比較すると破格の料金です。通話が不要なら、さらに安価な通話不要料金の設定もあるみたいです。
設定はスタッフさんが全部やってくれる
「プリーズ、セブンデイズ」のカタコト英語のみで普通に通じました。あとはスマートフォン本体を渡せば、設定等はスタッフさんが全部やってくれます。
SIMカードは標準・マイクロ・ナノの全サイズに対応しています。設定が完了したらインターネットに接続して確認します。確認できたらスタッフさんに代金を支払って完了です。
プリペイドSIMカード購入の注意点
SIMロックが解除されているスマホが必要
SIMロックに関しては、ページ上部に書いたので割愛しますが、これが海外で現地SIMを利用するのに一番重要かも知れません。スマートフォンから自分で解除の手続きを行えますが、日本を出国すると「ドコモ」「au」「ソフトバンク」は電波が届かないので国内での確認必須です。
マレーシアの通貨(リンギット)を用意しておく
ネットの接続設定が終わったら、SIMカードの代金を支払います。設定が終わった後に支払うお金がない!ということにならない様に空港に着いたら現地の通貨(リンギット)に両替を済ませてからSIMカードを購入しましょう。
SIMカードを差し替える金具を準備する
日本に帰国した後、元のSIMカードに戻すのに必要になります。羽田や成田に到着してから帰路にネットが繋がらないのも不便なので、SIMカードを差し替える金具も準備しておきましょう。
クアラルンプール国際空港でトラベラーSIMカードの購入まとめ
クアラルンプールでも現地SIMを入手して、自分のスマホでネットに接続することができました。
今回は、マレーシア国内で携帯電話シェア第3位の「digi」のトラベラーSIMを実際に購入してクアラルンプール市内を観光しましたが、電波は良好で特に繋がりにくい等の問題はありませんでした。
最後に、クアラルンプール国際空港での現地SIMカードの購入について、特記しておくべき事をまとめておきます。
- ・マレーシアには3,4つの主要キャリアがある
- ・各社で旅行期間だけ使えるトラベラーSIMカードを販売
- ・トラベラーSIMは7日間ネット(2GB)約600円と破格!
- ・日本国内サービスで準備すると1日あたり2,000~3,000円位かかる
- ・現地スタッフさんへは指さしとカタコト英会話で十分に通じる
- ・クアラルンプール国際空港内なら初心者でも簡単にSIMを購入する事ができる
- ・スマートフォン本体のSIMロック解除が必須
- ・SIMカードは標準・マイクロ・ナノの全サイズに対応している
- ・利用する「日数」と「通話」が必要かどうかは決めておく