プトラジャヤ最大級!シルバーモスクへの行き方と見どころ
2018/12/22
プトラジャヤでモスクと言えば「ピンクモスク(プトラ・モスク)」が有名すぎますが、プトラジャヤにはもう一つ通称「シルバーモスク」という大規模なモスクがあります。
ぶっちゃけ観光客から見るとピンクモスクの陰に隠れてしまっていますが、プトラジャヤ観光でシルバーモスクに行かないのは絶対もったいない!ということでシルバーモスクの行き方と見どころを紹介したいと思います。
シルバーモスクの行き方
プトラジャヤ駅からバスの場合
プトラジャヤ駅からバスでシルバーモスクに行くには、プラットフォーム11から「L15」バスに乗車します。ピンクモスク(MASJID PUTRA)へ行くバスを途中下車する形になるのでピンクモスク観光と合わせてスケジュールが組めます。
→帰りが難しい?プトラジャヤ駅からピンクモスクへの行き方と見どころ
ピンクモスクからシルバーモスクの行き方
ピンクモスクからシルバーモスクへバスで行く場合は、ピンクモスク前のバス停から「L15」バスに乗車します。プトラジャヤ官庁街のメインストリートを徒歩で行くことも可能です。徒歩の場合は25~30分(約2km)です。
プトラジャヤ・コーポレーションのゲートが目印
プトラジャヤの都市インフラを管理するプトラジャヤ・コーポレーション(Perbadanan Putrajaya)のゲートの奥にシルバーモスクの入口があります。
プトラジャヤ・コーポレーションのゲートを進むとシルバーモスクが見えてきます。
振り返るとプトラジャヤ・コーポレーションのゲートの中にマレーシア連邦裁判所。プトラジャヤ屈指のフォトジェニックポイントです。
シルバーモスクのドームが太陽の光で反射しています。プトラジャヤ官庁街で一番大きなモスク「シルバーモスク」。正式名称はトゥアンク・ミザン・ザイナル・アビディン・モスク(Masjid Tuanku Mizan Zainal Abidin)といいますが、見た目の色合いから通称「シルバーモスク」と呼ばれています。
シルバーモスクのエントランス
エントランスが立派すぎて、本当に中に入っていいのかな?と躊躇してしまいます。
まるで結婚式場の教会のよう。かなりのスケールです。女性は肌を隠さないと入場出来ないのでここでローブ(チャドル)を借りて着用します。ここでもローブは無料で貸し出してもらえます。
非イスラム教徒の観光客に開放されている時間帯は、土曜日から木曜日は10:00~12:30、14:00~16:00、17:00~18:00。金曜日は集会があるので少し短めの15:00~16:00と17:00~18:00となります。お祈りの時間には立ち入ることができないので見学できる時間帯はあらかじめ押さえておきたい。
何て書いてあるかはわかりませんが、なんかカッコいい!エントランスから圧巻のクオリティです。
シルバーモスクの中庭と回廊
エントランスを抜けるとシルバーモスクの中庭に通じています。
回廊から中庭。白とシルバーのなかの中庭の緑が引き立ちます。
風が吹き抜ける回廊は、床に敷かれた大理石がひんやり。常夏のマレーシアにいることを忘れてしまいます。
鉄やアルミで装飾されたモスクのデザインは、近代的な建物が多いプトラジャヤにマッチしています。
中庭を通っていよいよシルバーモスクに入ります。
シルバーモスクの内部見学
入口に入ったらぜひ振り返ってほしい。建設の際に計算されつくした設計が美しい!どこを撮っても絵になります。
中に入ると、ガイドさんに話しかけられていろいろと説明していただきました。モスク内には水が張ってあり、吹き抜ける風が天然のクーラーのような働きをする設計になっているそうです。
2Fは女性専用の礼拝フロアになっています。敷地面積はピンクモスクの約2倍もあるそうで、一度に20,000人の崇拝者を収容することができるそうです。
上を見上げるとドーム内部を内側から見ることができます。建物内部は風が通り抜ける設計になっているのと、鉄やアルミの素材から外よりも涼しくて心地よく感じられます。
メッカのカーバ神殿の方角を示すミフラーブ(壁のくぼみ)。イスラム教は、神仏像や絵画等を信仰の対象とする偶像崇拝を厳しく禁止している為、シルバーモスクにも祭壇やお供え物は一切ありませんでした。
プトラジャヤでモスクと言えばフォトジェニックな「ピンクモスク(プトラ・モスク)」が有名すぎて、どうしても陰に隠れてしまう「シルバーモスク」ですが、絶対に見学する価値があると思います。プトラジャヤを観光するなら絶対に立ち寄ってほしいスポット!
プトラジャヤ湖クルーズで船の上から見たからいいや!とは言わず、ピンクモスクとは全く違ったシルバーモスクの斬新なデザインをぜひ見ていただきたいと思います。