稲城最古の梨園「清玉園」で梨狩り!9月上旬以降は特にオススメ
2022/09/15
東京都内最大の梨の産地、東京都稲城市。
稲城の梨は農園や直売所で販売されるので、ほとんど市場には出回らないことから幻の梨ともよばれている。
そんな稲城市を発祥とする梨の品種「稲城」「清玉」をご存じだろうか?「稲城」「清玉」を求めて、今回は稲城最古の梨園「清玉園」へ梨狩りに行って来た。
梨狩りができる「清玉園」は稲城最古の梨園
稲城市には100件近くの梨農家があるが、一般の人が予約無しで梨狩りができる梨園は私が知るところ「清玉園」「上原園」の2件。稲城を発祥とする「稲城」「清玉」のうち「清玉」を狙うなら農園の名前にも入っている「清玉園」がオススメだ。
梨狩りをする場合は、ます、農園の直売所で受付をする。入園料は無料で、もぎとった梨の重さで料金が決まるシステムだ。
もぎとった梨を入れるためのかごを受け取ったら、さっそく入園!他にも2組ほど梨狩りを楽しんでいる家族がいた。
稲城「清玉園」で梨狩り
清玉園のメインの品種は「清玉」。
梨棚には、たくさんの清玉がぶら下がっている。9月に入ったら8月下旬が旬の「稲城」を狙うよりも9月上旬が旬の「清玉」を狙った方が好みの実を選んで狩ることができてオススメだ。
梨棚が身長よりも低いので、かがむのが結構しんどい。その一方で、まだ残暑が続くこの季節には梨の木が作る日陰がありがたい。
和梨は赤梨と青梨に分類される。
稲城の人気品種「稲城」は赤梨で、「清玉」は青梨だ。
「清玉」は、お尻の部分数センチを残して黄色くなったものを選ぶのが良いとのこと。これだけたくさんあると色、形、大きさを見てまわるのが大変だ。
「清玉」は青梨、赤梨でそれぞれ一世を風靡した二十世紀と長十郎を掛け合わせて作られた梨でシャリシャリ感が特徴の品種。幻の梨と言われる「稲城」と同じく、「清玉」も市場ではなかなかお目にかかれない。梨園や直売所で直接購入するほかに入手方法はほぼないと思う。
入園の時点で今年の「稲城」の梨狩りは終わったと聞いていたが、なんと偶然「稲城」を見つけてしまった。収穫し忘れたものらしく狩っても良いとのことなので大きい方をいただくことにした。
「清玉」も大きめなものを選んでとってきたつもりだったが、並べてみると「稲城」の方がひとまわりデカい。
稲城「清玉園」梨狩りのお会計
もぎ取りが終わったら、直売所に戻って会計を行う。「清玉」が1kgで670円、稲城は1kgで900円という価格設定。
まずは「清玉」の重さを計測。清玉は4玉2,035gで1,363円。
「稲城」は1玉850gで765円。
スーパーで1玉700円を超える梨が売っていても買うかどうかはわからないが、梨狩り体験ができて合計2,128円はお買い得ではなかろうか?
稲城「清玉園」梨狩りまとめ
今回は、清玉園のメイン品種「清玉」を中心に、幻の梨ともいわれる稲城のブランド梨「稲城」も狩ってきた。
稲城市には100件近くの梨農家ががある中で、梨狩りができる農園は数えるほどしかないので、ぜひ足を運んで貴重な体験をしていただきたいと思う。
- 「清玉園」の店舗情報
- 住所:東京都稲城市東長沼2025
- TEL:042-377-6156
- 営業時間:10:00~15:00
- 駐車場:有
- 公式HP