伝説のすた丼屋国分寺店!最古の1号店で当時の「すた丼」を味わう
2023/06/18
いまや全国に展開する人気チェーン店「伝説のすた丼屋」さん。その最古のお店、第1号店とされる店舗が東京国分寺にある。
今回は「伝説のすた丼屋」の歴史に触れながら、「元祖スタ丼の店国分寺店」を紹介したいと思う。
「伝説のすた丼屋」の看板は、黒がベースのデザインがスタンダードになっているので、昔の黄色いデザインの看板が懐かしく感じる。看板にある表記に注目すると「すた丼」ではなく「スタ丼」、「伝説」ではなく「元祖」となっていることに気付く。
元々、すた丼のルーツとなったお店であるサッポロラーメン3店舗のうちの2店舗(国分寺店、国立東店)が伝説のすた丼屋の経営母体であるアントワークスとして独立した経緯があり、その2店舗は現在も伝説のすた丼屋の国分寺店、国立店として営業している。
アントワークス設立後に出店した最初のお店「八王子店」以降、ひらがな表記の「すた丼」とし、創業者の「サッポロラーメン」のカタカナ表記「スタ丼」とは明らかに区別されている。国分寺店は先代から引き継いだお店なので「元祖スタ丼の店」でもあるし、最古の「伝説のすた丼屋」ともいえる。
国分寺店の「元祖スタ丼の店」表記と、国立店の「本家すた丼の店」表記からも、先代から引き継いだ2店は、その他の「伝説のすた丼屋」とは違う特別なものを感じる。
店舗入口側の看板には「スタミナ飯店」の文字と、忙しそうに調理するアリが描かれている。
「伝説のすた丼屋」に屋号が統一されるまで、「名物すた丼の店」や「スタミナ飯店」などいろいろな屋号表記があったので、当時を思い出して懐かしく感じる人もいるだろう。
「伝説のすた丼屋国分寺店」のメニュー
店内は先代のお店サッポロラーメンの面影を残すが、タッチパネル方式の券売機で注文するなど、アントワークスが展開するサービスが採用されており、メニューに関しても、第1号店である国分寺店だからといって特別なメニューは見当たらない。
すた丼の他、すたみなカレーや油そばなどのメニューもある。
「すた丼のお召し上がり方」の指南がある。
「初めて」「リピーター」「ヘビーユーザー」用の3種類が記載されていた。
- ▼「伝説のすた丼屋国分寺店」の主なメニュー
- ・すた丼(並盛):730円
- ・すた丼(飯増し):910円
- ・すた丼(肉増し):980円
- ・すた丼(肉飯増し):1,160円
- ・すた丼(ミニ):630円
- ・すたみなカレー(並盛):850円
- ・油そば:780円
伝説のすた丼屋の「すた丼(肉増し)」
伝説のすた丼屋国分寺店では、昔ながらの中華鍋を使用した当時の調理法で、すた丼を作っている。すた丼を注文すると、味噌汁と生玉子がセットで付いてくる。
毎月29日は「肉の日」で肉が1.5倍に増量される。タダで「すた丼(肉増し)」がいただけるのはかなりお得だと思う。
指南されているとおり、普段は最初の一口をそのままいただくが、生玉子を落とした絵をキレイに撮りたかったので、中央に玉子ポケットを作って生玉子を落とす。
最初の一口をそのままいただく。
秘伝のニンニク醤油ダレが効いた豚バラ肉がウマい!ご飯がいくらでもいける!中毒性があって定期的に食べたくなってしまう味だ。
すた丼をひととおり味わったら、生玉子の黄身を壊して味変。生玉子の黄身がさらに食欲を掻き立てる。
あっという間に完食。
腹いっぱい食べさせたいという創業者の想いをしっかりと受け取ることができた。ごちそうさまでした!
伝説のすた丼屋の「すた丼(肉増し・飯増し)(ミニ)」
連れが注文した「すた丼(肉増し・飯増し)」。
ご飯の量がすごい!ちなみにすた丼並盛でご飯の量は約450グラムということで、飯増しにするとさらに約300グラムが追加されるとのことだ。
すた丼ミニでご飯の量は約300グラムとのこと。並盛と比べると控えめにも見えるが、それでも牛丼チェーン店の並盛よりボリュームがあるように見える。
「伝説のすた丼屋国分寺店」の店舗情報
今回はすた丼最古のお店、第1号店とされる「伝説のすた丼屋国分寺店」に行ってきた。伝説のすた丼屋国分寺店は、すた丼がチェーン展開する前の初期のお店のひとつで、すた丼ファンなら必ず訪問したいお店だ。この記事がこれからすた丼の聖地巡礼する人に少しでも参考になれば幸いだ。
- 「伝説のすた丼屋国分寺店」の店舗情報
- 住所:東京都国分寺市南町2-16-14 富士野ビル1F
- TEL:042-323-5145
- 営業時間:11:00~翌3:00
- 定休日:無休