
深大寺で1,2を争う人気店、深大寺そば「湧水」
深大寺で1,2を争う人気蕎麦店の深大寺そば「湧水」に行って来ました。
深大寺通りに面したお店で、深大寺のそば屋さんの中では比較的新しめのお店。休日の昼間には行列の絶えないお店の1つです。
平日の昼食のピークが過ぎた14時頃、他店はガラガラの中、「湧水」では行列こそなかったものの店内待ち。さすが人気のほどが伺われます。
「湧水」の深大寺そば

正面玄関横には麺打ち場があり、外にはテラス席もありこちらはペットOKのようです。
「湧水」の蕎麦は国産石臼挽きそば粉を使用した手打ち蕎麦で、この日は北海道産北早生種、会津産雄国そばの混合粉を使用とのことです。
この付近ではもう蕎麦を栽培していないのか、お店の蕎麦は福島や北海道の蕎麦を使っているようです。
深大寺そばは北海道産と福島産の合せ?厳密に言えば「深大寺そば」ではないではないか?という事はとりあえず置いておきましょう。
深大寺そば「湧水」のお品書き

おすすめの湧水そばは九割蕎麦で、二八蕎麦のもりそばよりも蕎麦の割合が多く、厳選蕎麦粉を使用しているそうです。
蕎麦は九割そばと二八そばの2種類ありますが、基本は二八であると思います。
- ▼深大寺そば「湧水」の主なメニュー
- ・湧水もりそば(九割蕎麦):750円
- ・湧水天もり(九割蕎麦):1,350円
- ・もりそば(冷/二八蕎麦):600円
- ・山菜おろしそば(冷/二八蕎麦):700円
- ・とろろそば(冷/二八蕎麦):700円
- ・かけそば(温/二八蕎麦):650円
- ・なめこそば(温/二八蕎麦):800円
- ・味噌おでん:270円
- ・そば羊羹:300円
深大寺そば「湧水」の湧水もりそば

個人的には、コシがある方が好みで、コシが弱い九割そばよりは、ニ八そばの方が好みなので少し迷いましたが、湧水そばが"おすすめ!"と書いてあったので「湧水もりそば」を注文。
細目に切られた蕎麦は茹で加減が絶妙で真面目な感じのお蕎麦。
九割そばなのでつなぎの割合が少ないですが、しっかりしまっててプツプツと切れてしまうことはありません。
蕎麦本来の味を味わいたいそば通の方には大変向いていると思います。
山葵は練り山葵でした。蕎麦粉と同様に山葵にもこだわりがあると尚よいかと思います。
そばつゆは関東特有の濃い口醤油で、蕎麦とのバランスは取れていますが、甘み控えめのややしょっぱ系です。
蕎麦をちょっと付けるだけでいい感じです。
店員さんに事前に大盛りを勧められた通り、普通盛りでは量は少なめでややもの足りない感じでした。
しかし、東京でこれだけのお蕎麦を食べられるのは、なかなかないのではないでしょうか?
最後に蕎麦湯もいただきましたが、白濁して良い香りのする上等なものでした。
深大寺そば「湧水」の山菜そば

温かいそばは全てニ八そばです。かけそばの小松菜とかまぼこに加え、山菜がのっています。少々白く細めのそばは、ニ八そばですが少し頼りない感じがします。
そばつゆは出汁がよくきいていて鰹の香りがします。濃い目の甘み控えめでややしょっぱ系です。
美味しいけれど、そんな特別な感じはせず、絶大な人気の理由はわかりませんでした。
深大寺そば「湧水」のみそおでん

大根やちくわなどのおでんを想像していたのですが、味噌だれがかけられた3切れのこんにゃくでした。
深大寺の他店でみそおでんを注文したときもこんにゃくだったので、深大寺ではこれが定番のようです。
深大寺そば「湧水」のそば羊羹

「湧水」で最もポイントが高かったのが「そば羊羹」。
公式HPのクーポン券を持っていくと、そば羊羹(小)が1皿いただけます。
クーポン券には「1皿サービス」と書かれていたので2人で1皿だろうと思っていましたが、1人1皿持ってきてくれました。
通常メニューのそば羊羹と比較するとハーフサイズになっているみたいですが、十分な量でした。
三重に重ねた断面のそば羊羹は、一見ういろうのようで、甘すぎず、上品でほんのりとした甘み。
食感もよく、お土産に買って帰ると喜ばれると思います。
→「そば羊羹」クーポン券はコチラ
「深大寺そば 湧水」の店舗情報

深大寺からは若干離れていますが、この付近には名店がたくさんあるようです。
- ▼深大寺そば 湧水の店舗情報
- 住所:東京都調布市深大寺元町5-9-1
- TEL:042-498-1323
- 営業時間:10:30-17:00
- 定休日:木曜日
- 駐車場:有