すた丼発祥のスタ丼のお店「サッポロラーメン国立本店」で創業の味
2023/02/23
すた丼を全国に広めた「伝説のすた丼屋」の発祥のお店として知られる「サッポロラーメン国立本店」。
みんな大好き!すた丼の発祥店ということで、すた丼ファンなら一度は訪問してみたいお店である。今回はすた丼の聖地「サッポロラーメン国立本店」に行ってきた。
創業者である故・橋本省三氏が展開していたサッポロラーメン3店舗のうちの2店舗(国分寺店、国立東店)が伝説のすた丼屋の経営母体であるアントワークスとして独立、1号店だった国立店はそのまま「サッポロラーメン国立本店」として営業している。
アントワークス設立後に出店した最初のお店である八王子店以降は、ひらがな表記の「すた丼」となっているが、サッポロラーメン由来の国分寺店では今でも「元祖スタ丼の店」とカタカナ表記の「スタ丼」を見ることができる。タイトルにひらがなの「すた丼」とカタカナの「スタ丼」を用いたのはそのためだ。
「サッポロラーメン国立本店」のメニュー
サッポロラーメン国立本店のメニューはラーメンから始まる。みそ、しお、醤油の順でメニューが並んでいるのでみそラーメンがメインだと思われる。
スタ丼が元々、創業者が従業員向けに考案した賄い丼だったというのもメニューの並び順を見れば納得だ。
- ▼「サッポロラーメン国立本店」の主なメニュー
- ・みそラーメン:700円
- ・しおラーメン:700円
- ・醤油ラーメン:700円
- ・スタ丼:700円
- ・ミニスタ丼:600円
- ・カレーライス:700円
- ・Aセット(ミニ丼/ラーメン/ミニサラダ):1,200円
「サッポロラーメン国立本店」のAセット
スタ丼発祥のお店ということで「スタ丼」も食べたいけど、サッポロラーメンという店名から「みそラーメン」も食べたい!と思う人も多いはず。
そんな人には「スタ丼(ミニ)」と「みそラーメン」がどちらも味わえる「Aセット」はいかがだろうか?ちなみにAセットは、ミニ丼(スタミナor生姜)、ラーメン(味噌or塩or醤油)、ミニサラダというラインナップになっている。
単品メニューだと「みそラーメン(700円)」「ミニスタ丼(600円)」となるが、セットにすると「Aセット(1,200円)」となるのも魅力的に感じる。
ミニスタ丼といえども、お茶碗一杯以上のごはんにたっぷりのお肉が載っている。十分なボリュームだ。伝説のすた丼屋でも定番のたくあんが、ミニスタ丼にもちゃんとのっている。
中央にくぼみを作ったら生卵を投入!
いつも食べている伝説のすた丼屋のすた丼と比べるとなんだか手作り感があるが、味はいつものすた丼と大きく変わらない。
「サッポロラーメン国立本店」のスタ丼
普通の「スタ丼」単品。
普通盛りのスタ丼だが、牛丼チェーン店の並盛と比較するとやはりご飯は大盛!肉が少なく見えるのはご飯が多いからだ。
いつも食べているすた丼と比べると、少々素朴さと野性的な豪快さがある。これが創業の味を守り続けるオリジナルの「スタ丼」だ。
最初から生卵を混ぜずに、まずは肉とご飯をいただく!パンチのあるニンニク醤油味でご飯がすすむ。半分ほどご飯を減らしてから生卵を混ぜてTKGにするのがオススメだ。
「サッポロラーメン国立本店」の店舗情報
今回はすた丼発祥のスタ丼のお店ということで、「サッポロラーメン国立本店」に行ってきた。
昭和の町中華を思わせるお店の外観からは、あの伝説のすた丼屋のルーツであるとは想像できなかったが、実際にこちらの「スタ丼」を食べると、あの「すた丼」を感じることができた。これからも創業の味を守り続けてほしい。