
東小金井「宝華」の油そばがやっぱり旨い!地元民に愛される中華の名店
2025/07/23
東小金井駅南口の行列ができる人気中華料理店「宝華(ほうか)」さん。昼時ともなれば、地元の常連や学生、近隣で働く人たちが列をなし、行列の絶えない名店として知られている。
「油そばの本場」とされる武蔵野エリアの中でも、宝華の名物"宝そば(油そば)"は有名な存在。同じく武蔵境の「珍々亭」や「丸善」などと並び、昭和の時代から油そばを提供し続けてきた老舗で、名店の一杯を求めて、遠方から訪れる油そばファンも少なくない。
今回は、そんな「宝華」さんを久しぶりに訪れ、看板メニューである"宝そば"を堪能してきた。これから東小金井で油そばを食べようと思っている方に、ぜひ参考にしてみてほしい。
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東小金井駅の南口を出てすぐ、線路沿いを東側に少し歩くと、赤い看板が目印の「宝華」さんが見えてくる。この日もお昼時に訪れると、すでに店の外には数組の待ち。その光景を見るだけで「やっぱり、待つんだな、、、」と思ってしまう。

列の最後尾に並んでしばらくすると、店員さんが出てきてメニュー表を手渡してくれた。宝華さんでは、並んでいる間に先に注文を取っておいて、入店後スムーズに料理が出てくるよう工夫されている。
中華の王道メニューがずらりと並ぶが、注文はもちろん看板メニューの「宝そば(油そば)」は外せない。
東小金井「宝華」のメニュー

ピーク時以外の混雑していない時間帯には、基本的に店内に入ってからオーダーする。看板メニューの「宝そば(油そば)」をメインに、ラーメン、チャーハン、丼類などがメニューに並ぶ。
今回は迷わず、メニューでオススメされている「宝そば+半チャーハン」のセットを注文することにした。
- ▼東小金井「宝華」の主なメニュー
- ・宝そば:900円(税込)
- ・キムチ宝そば:1,000円(税込)
- ・チャーシュー宝そば:1,100円(税込)
- ・ラーメン:900円(税込)
- ・宝そば+半チャーハンセット:1,100円(税込)
- ・チャーハン:900円(税込)
宝華「宝そば+半チャーハンセット」
宝そば(油そば):大盛

今回注文したのは、宝華の看板メニュー「宝そば」と半チャーハンのセット。宝そばは、いわゆる「油そば」で、スープのない中華麺。油そばなので麺はスープに浸かっていないが、別添えで中華スープが付いてくる。

大盛の太麺の上に、ナルト・チャーシュー・メンマ・かいわれ・ネギなどの具材が盛られた豪快なビジュアル。

丼の底には、濃いめの特製醤油ダレが溜まっているので、食べる前によく混ぜて、麺とタレ、具材をまんべんなく絡ませてからいただく。

特製タレがよく絡んだもちもちの太麺をツルっといただく。もっちりとした弾力がたまらない。

チャーシューが分厚い。存在感と食べ応えがあるチャーシューだ。

そのままでも十分に旨いが、せっかくなので卓上に用意された酢やラー油での味変も試してみたくなる。お酢をひと回しかけると、後味がさっぱりとして箸が止まらなくなり、ラー油でピリ辛にすればよりジャンクに楽しめる。

昔ながらの油そばらしい、安定感のある旨さとほどよいジャンク感。たまに無性に食べたくなる中毒性のある一杯。宝華さんが長年地元民に愛され続けている理由を再認識することができた。
半チャーハン

セットの半チャーハンは、いかにも町中華らしい、シンプルながらも丁寧に炒められた王道のチャーハン。

量は半チャーハンといえどもしっかり満足できるボリューム感。大盛の宝そばと組み合わせれば、お腹いっぱいに。今回も変わらぬ美味しさに大満足。ごちそうさまでした!
東小金井「宝華」店舗情報

東小金井駅南口すぐ、地元民に長年愛されている中華料理店「宝華」さん。看板メニューの「宝そば」は、昔ながらの油そばスタイルを守りつつも、もちもち太麺と濃厚ダレの絶妙なバランスで、一度食べたらクセになる味わいだった。
セットの半チャーハンも、町中華らしい安心感のある味わいで満足度が高く、油そばとの相性も抜群。お昼どきには行列ができるのも納得だ。
「油そばといえば武蔵野」と言われるほど、この地域には老舗の名店が点在しているが、その中でも宝華さんは間違いなく外せないお店。初めての方も、久しぶりの方も、ぜひ宝華の「宝そば」で武蔵野の味を楽しんでみてほしい。