シンガポール・チャンギ国際空港でカヤトースト「Ya Kun Kaya Toast」

2023/08/15

シンガポールの朝食の定番「カヤトースト」。

シンガポール航空の日本路線が発着する、シンガポール・チャンギ国際空港「ターミナル３」には、シンガポールで一番有名なカヤトーストのお店「Ya Kun Kaya Toast（ヤクンカヤトースト）」がある。

今回、早朝到着便だったので、シンガポール市内に向かう前に、「Ya Kun FAMILY CAFE Changi Airport T3」で朝食にカヤトーストを食べることにした。

お店はターミナル3の地下2階にある。
地下2階は、フードコートや、市内への電車のりばがあるフロアだ。

お店のオープンは朝7:30から。
8:00前には注文の列ができていた。

店頭にはカヤジャムやクッキーなどが販売されている。

カヤジャムやクッキーはシンガポールのお土産でも人気だ。

「Ya Kun FAMILY CAFE」のメニュー

「Ya Kun FAMILY CAFE」のメニューには、カヤトーストやトーストウィッチをメインとしたセットメニューが並ぶ。カヤトーストのセットにはA,B,C等のアルファベットが振られており、外国人でもオーダーしやすくなっている。

今回は、カヤジャムのトーストにバターがサンドされたカヤトースト定番のスタイルであるAセットを注文することにした。

カヤトースト（Aセット）

料理が出来たら番号で呼ばれて、自分で取りに行くシステム。
トレーには、カヤトーストと温玉２個、コピ（コーヒー）のセットがのっている。

カヤトーストのパンは結構薄い。
茶色いパンで、表面にこんがり焼き色がつくまで焼かれている。

カヤトーストの中身を見てみる。
カヤジャムが塗られたトーストにバターがはさまれている。

セットについてくる温玉に醤油を入れる。
少し醤油を入れすぎてしまった。

まずはカヤトーストをそのままいただいてみる。
マレーシアでも何度か食べたことがあるが、甘いという表現以外にわかりやすい表現方法が見つからない。ちなみにカヤジャムは、ココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフというハーブから作られたジャムでシンガポールでは定番のジャムらしい。

カヤジャムの甘さとバターの塩気が合っている気がする。小倉トーストのあんことバターの関係に近いイメージか。

トーストに温玉を絡ませながら食べるのが一般的な食べ方らしいのでやってみる。カリッと焼かれているトーストに温玉が染みこむわけではなく、フレンチトーストのようにはいかないので、とりあえずトーストの上に温玉をスプーンでのせていただいてみた。

周りのローカルっぽい人達がどんな食べ方をするのか見てみると、温玉だけをすすっていた。とくに決まった食べ方はなさそうだ。

シンガポールでは、コーヒーのことを「コピ（kopi）」と言う。コピ（kopi）には、コンデンスミルクが入っていて甘く仕上がっている。

「コピ・シー（kopi-C）」と注文すれば、コンデンスミルクがエバミルク（無糖練乳）となる。「コピ・オー（kopi-O）」と注文すれば、ミルク無しの砂糖入りとなる。ミルクも砂糖もいらない場合は、「コピ・オー・コソン（Kopi-O-kosong）」と注文する。

せっかくシンガポールに来たので、「コピ（kopi）」を注文してみた。スプーンが付いているのは、下に沈殿したコンデンスミルクをとかすのに使うらしい。普段、ブラックを飲むので、コピはとにかく甘かったが、シンガポールの朝食を満喫することができて良かったと思う。

「Ya Kun FAMILY CAFE Changi Airport T3」店舗情報

シンガポールの朝食の定番「カヤトースト」を食べるために、「Ya Kun Kaya Toast（ヤクンカヤトースト）」のお店「Ya Kun FAMILY CAFE」に行ってきた。早朝に到着するフライトでシンガポールに到着したら、ぜひ、シンガポールの朝食の定番「カヤトースト」を食べてみていただきたいと思う。

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