本場喜多方「坂内食堂」で朝ラー！大行列の本店で看板メニュー肉そば

2024/06/22

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喜多方ラーメンのお店の中で最も有名な「坂内食堂」さん。多くの人にとって「喜多方ラーメン＝坂内」というイメージがあるのではないだろうか？

坂内食堂さんは、首都圏に50店舗以上を展開する「喜多方ラーメン坂内」のルーツとしても知られ、本店の味を求めて多くの人が喜多方を訪れる。（※「喜多方ラーメン坂内」とは1号店や本店という関係ではありません。）

喜多方ラーメンと言えば朝ラーが有名だが、朝だから空いていると思ったら大間違い！今回は朝から久しぶりに大行列に並んで坂内食堂さんの看板メニュー「肉そば」を食べてきたので紹介したいと思う。

坂内食堂さんは、朝７時から営業している。朝早い時間帯だから空いているだろうと思うのは大間違いで、休日の朝７時にはすでに長蛇の列ができている。

お店の隣にある御清水稲荷神社の目の前には第１駐車場がある。また、市役所通りを渡ったところには第２、第３駐車場も用意されている。それでもこのレベルの大行列ができていると駐車場は満車になってしまっていることが多い。

行列に並んで１時間が経過。
最初は遠くに小さく見えていた店舗の看板が、だいぶ近くに見えるようになった。時間が経つごとに少しずつ進んでいく列に待ち時間の長さを実感しつつも、お店に入るまでの道のりが目に見えて短くなると期待が高まってくる。

ついにお店の入口の暖簾が見えるところまで進んできた。本場喜多方ラーメンにありつける瞬間が近づいてきたことを感じる。

店頭には英語表記で喜多方ラーメンを紹介した看板がある。日本三大ラーメンと言われる博多ラーメン、札幌ラーメンと肩を並べて喜多方ラーメンの特徴が紹介されている。喜多方市内には200軒近いラーメン屋さんがあるそうだ。

店頭では、ベンチに腰掛けて待つことができるスペースが用意されている。ここまで来れば、あとは店員さんに店内へ案内されるのを待つだけだ。ちなみに行列に並び初めてから店内に案内されるまでの所要時間はちょうど100分かかった。

喜多方ラーメン「坂内食堂」のメニュー

入口を入って左手にあるレジで注文とお会計を済ませてから席に案内されるシステム。前のお客さんの動きを見ていれば、自然と流れが分かると思うので初来店でも迷うことはないだろう。

卓上にもメニューが用意されている。着席してからでも追加注文することが可能だ。

坂内食堂「肉そば」

坂内食堂さんの看板メニュー「肉そば」。
着席してからおよそ５,６分で肉そばが運ばれてくる。いよいよ本場喜多方の、そして坂内食堂本店の喜多方ラーメンとご対面の瞬間だ。

これがまさに期待していた喜多方ラーメンのビジュアル！見るからに美味しそうな見た目に心が踊る。麺が見えないほど器いっぱいに敷き詰められたチャーシュー。そのチャーシューは、ナミナミに注がれたスープにたっぷりと浸かっており、しっかりとスープの旨味を吸い込んでいる。

どこから先に手をつけるか悩んだ末に、最初は黄金に輝く透き通ったスープから味わうことに決めた。一口すすった瞬間、その透明度の高いスープが全身に染み渡るような感覚に包まれた。これが本場喜多方の味か、、、

大げさに聞こえるかも知れないが、朝から何も食べていない空腹状態で２時間近く行列に並び、やっとの思いでありついたということもあり、控えめに言っても感動の味わいだった。

続いて、器いっぱいに敷き詰められたチャーシューの下に隠れている麺をいただく。喜多方ラーメン独特の太ちぢれ麺がチャーシューの下から顔を出す。非常にもちもちとした食感がたまらない。スープと交互にいただくと、一口一口が体の隅々にまで広がるように染み渡る。

改めてチャーシューのボリューム感に、ちゃんと利益が出ているのかと驚かされる。このチャーシューの存在感に早くも心が満たされる。ただただゆっくりと長く楽しみながら本場の味に浸りたい。

そしてこのチャーシューの旨味。
スープにたっぷりと浸かったチャーシューは、しっかりとスープの旨味を吸い込んでおり、あっさりながら奥深いという何と表現すればよいのかがわからないほど見事なバランス。言葉で完全に表現するのが難しく、この完成度をうまくお伝えできないのがとても悔しい。

さらに、このスープにたっぷりと吸い込んだメンマまで出てきた。さすがは喜多方ラーメンを全国に広めた「喜多方ラーメン坂内」のルーツとなるお店だけある。坂内本店の味を求めて喜多方を訪れる人が数知れないことにも改めて納得することができる一杯だった。ごちそうさまでした。

坂内食堂「しなそば（中華そば）」

喜多方ラーメンも、坂内食堂も初めての連れは「しなそば（中華そば）」を注文。普段、行列に並んでまでラーメンを食べるようなタイプではないが、これまで食べてきたラーメンの中で一番ウマいと言っていた。

私も初めて坂内食堂さんで中華そばをいただいた時に、喜多方ラーメンってこんなにウマいのかと思ったので、再来店できて非常に良かったと思うし、また来たいと思った。

喜多方ラーメン「坂内食堂」の店舗情報

今回は、喜多方ラーメンのお店の中で最も有名な「坂内食堂」さんの大行列に朝から並んで、坂内食堂さんの看板メニュー「肉そば」を食べてきた。

食べ終わってお店を出たのが9:10頃。
昼は込み合うので朝一がオススメ！という記事や、10時頃が空いているという記事を見たが、実際にはどちらもかなりの待ち時間を要する覚悟が必要。

何度か訪問した中で一番空いていたのは平日の夕方。空腹は最大のスパイスと言われるとおり、最高の満足度を得るために大行列に並んでしっかりとお腹をすかせると割り切るのが良いのかも知れない。

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