会津ソースカツ丼「なかじま」!煮込みソースカツ丼発祥の3大老舗店
2024/06/30
1948年(昭和23年)に創業した「なかじま」さんは、元々は洋食屋「中島食堂」としてスタートしたお店。会津地方でソースカツ丼の元祖とされる「若松食堂」さんや、デカカツ発祥で知られる「白孔雀(しろくじゃく)食堂」さんと並び称される老舗店の「なかじま」さんは煮込みソースカツ丼の発祥店としてその名が知られている。
今回は、会津ソースカツ丼の3大老舗店の一つである「なかじま」さんのソースかつ丼を紹介したいと思う。
なかじまさんは、元々は洋食屋さんだったそうだが、お店の外観は和風の佇まいで、一見するとお寿司屋さんのようにも見える。お寿司屋さんのような外観から、若干お高そうなお店にも見える。
会津ソースカツ丼「なかじま」のメニュー
メニューのメインは「煮込みソースカツ丼」「キャベツソースカツ丼」の2種類で、それぞれに普通、上ヒレ、特上のラインナップがある。煮込みソースカツ丼は、このお店が元祖であるオリジナルスタイルのカツ丼で、キャベツソースカツ丼は会津地方の名物スタイルのカツ丼となっている。
さらに、海老フライ丼やお子様ミニカツ丼も準備されている。
そして、会津に来たら食べておきたいのが「極太アスパラ」。会津では春~初夏にかけてがアスパラガスの旬の季節となるので、旬の時期に会津を訪れることができた場合は必食だ。
- ▼会津ソースカツ丼「なかじま」の主なメニュー
- ・元祖煮込みソースカツ丼:1,200円(税込)
- ・キャベツソースカツ丼:1,200円(税込)
- ・上ヒレ煮込みソースカツ丼:1,600円(税込)
- ・上ヒレキャベツソースカツ丼:1,600円(税込)
- ・特上煮込みソースカツ丼:1,800円(税込)
- ・特上キャベツソースカツ丼:1,800円(税込)
- ・アスパラフリッター:350円(税込)
- ・アスパラとヒレのソースカツ丼:1,750円(税込)
なかじま「キャベツソースカツ丼」
店内は、カウンター席とテーブル席がある。今回はカウンター席に座って、ノンアルコールビールで一杯やりながら料理が出来るのを待つことにした。
なかじまさんの看板メニューは「元祖煮込みソースカツ丼」となるが、今回は会津地方のご当地グルメである会津ソースカツ丼のスタンダードなスタイルの「キャベツソースカツ丼」を注文することにした。
早速、「キャベツソースカツ丼」の丼ぶりの蓋を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、濃厚なソースをたっぷりまとった大きなトンカツ。存在感のあるソースカツは、見るだけで食欲をそそる。
ご飯の上にはシャキシャキとしたキャベツが敷かれ、その上にソースを絡めたソースカツが堂々と鎮座している。
豚肉は、福島県産の特製「健育美味豚」を使用している。健育美味豚は、デンプン質を多く含む麦・イモ・タピオカなどを含めたこだわりの飼料で育成されている。
同時に注文したアスパラフリッターの存在感がすごい。こんな極太なアスパラは見たことがない。
会津アスパラを味わう!
普段見ることのない極太アスパラ。極太アスパラは柔らかくて味が濃い。新鮮な旬の甘みと食感が際立つ。
ご飯にもソース。甘辛ソースと会津産米。ご飯は程よく炊かれており、ソースが染み込んだカツと一緒に食べると、その美味しさは格別だ。
トンカツはカリッと揚がっており、衣に染みこんだ特製ソースと、中のジューシーな脂、カツのボリューム感が見事に調和し満足感を与えてくれる一品だった。有名店のソースカツ丼を満喫することができた。
会津ソースカツ丼「なかじま」の店舗情報
今回は、会津ソースカツ丼の老舗店「なかじま」さんのソースカツ丼を紹介したがいかがだっただろうか?「伝統会津ソースカツ丼の会」を設立されたのが、なかじま2代目社長さんということなので、そういった視点でも会津ソースカツ丼の中心的なお店と言うことができる。
無料駐車場も完備している。さらに隣接するルネッサンス中の島の裏手にある無料駐車場も利用することができるので、車での訪問も安心だ。
- 会津ソースカツ丼「なかじま」の店舗情報
- 住所:福島県会津若松市上町2-39
- TEL:0242-24-5151
- 営業時間:昼:11:00~14:30 土日祝~15:00 夜:17:30~20:30
- 定休日:月曜夜、火曜
- 駐車場:無料駐車場あり