喜多方ラーメンを全国区にした超有名店「まこと食堂」
2023年(令和5年)9月30日閉店
知名度全国区のご当地ラーメン「喜多方ラーメン」。
数ある喜多方ラーメンのお店の中でも、 圧倒的知名度を誇る「坂内食堂」と並ぶ程の超有名店「まこと食堂」。
醤油味代表「まこと食堂」、塩味代表の「坂内食堂」とも言われ、「まこと、坂内」が喜多方ラーメンの「二横綱」と言われたりもするそうです。
まこと食堂は喜多方ラーメンとしてメディアに紹介された最初のお店らしく、 喜多方ラーメンが全国区になるきっかけになったお店とも言われています。
まこと食堂について、いろいろ下調べをしていると、朝の方が美味しいとの情報が...
喜多方ラーメンといえば「朝ラー」という事で、まこと食堂が開店する朝7:30に 喜多方到着を目指して、「まこと食堂」に行ってきました。
喜多方ラーメン「まこと食堂」
カーナビでまこと食堂の住所に到着しましたが、 どこにも「まこと」と書かれた文字が見当たりません。
文字を崩した漢字らしき3文字が書かれた看板とのれんを「まこと」と読むのだと信じて、 そのお店の道路を挟んだ正面の駐車場に車を停めて、開店の7:30を待つ事にしました。
7:00を過ぎた頃から、人がお店の中に次々と入っていきます。
開店時間は朝7:30となっていますが、のれんが掛ってた時点で、 お店は開店していたようです。
お店ののれんをくぐると、玄関のような入口で、靴をぬいで下駄箱に入れるよう案内され、 通されたお座敷へ着席します。
お座敷は、民家の客間のような感じで、座敷用のテーブルに座布団が並べられています。 壁には所狭しと有名人のサインが飾られていました。
"舌代"と書かれたメニューをみて、とりあえず注文! メニューを見るとラーメン系のほかに「ソースカツ丼」もあります。
会津地方の名物らしいので、「中華そば」「チャーシューメン」の他に 「ソースカツ丼」も注文しました。
まこと食堂の「中華そば」
そんなに待つことなく、中華そばが運ばれて来ました。
喜多方ラーメンというと、あっさり醤油味の透明のスープというイメージがありますが、 まこと食堂の中華そばのスープは喜多方では珍しく、表面を覆った脂の層があるタイプで、 やや濃い醤油の色がついており、濁りもあります。
麺は、喜多方らしい多加水・中太のちぢれ麺で、モチモチとした食感です。
やや多めの油で、ややこってりとしていますが、 油っぽさやクドさはあまり感じることなく、スープは最後まで飽きずにいただけます。
文句なしのラーメンです。 喜多方で喜多方ラーメンを食べ歩きをするなら、欠かせないお店の一つだと思います。
まこと食堂の「チャーシューメン」
器全体には麺が見えない位に敷き詰められたチャーシューが...
というのが喜多方ラーメンのイメージで、 肉と脂のバランスが絶妙の豚バラチャーシューを想像していたのですが、 こちらのチャーシューは薄っぺらくて貧相な感じ。
喜多方ラーメンというブランドからのイメージからは、少々物足らなく感じます。
しかし、スープはやはりウマい。
食べ進めて行くと、器に「ラッキー!大当り」の文字が出現。 「店員にお知らせ下さい!」と書いてあったので、 レジで店員さんに「大当り」が出た事を告げると、 なんと、お土産のラーメンをいただきました。
家に帰って、「お土産ラーメン」の中身を確認してみると、2人前のラーメンが入っていました。 ありがとうございました!
まこと食堂の「ソースカツ丼」
会津地方の名物ソースカツ丼がメニューにあったので、 こちらも注文してみました。
ご飯に、キャベツの千切りが敷いてあり、 その上にソースをかけて切った厚さ1cm程度のカツが載せられています。
ソースとカツの脂がよく合いっててウマいですが、 朝ラーのノリでいただくには、少々重い気もします。
ソースカツ丼にはスープ代わりにラーメンのスープがついてきて、 こちらもウマいです。
喜多方ラーメン「まこと食堂」の店舗情報
看板とのれんに漢字らしき文字を崩したものは「満古登(まこと)」と書いてあるそうです。 漢字が難しくて読めませんが、まこと食堂を漢字にすると「満古登」と書くようです。
お店の道路を挟んだ正面に車が6台くらい停められる駐車場があります。
- ▼喜多方ラーメン「坂内食堂」の店舗情報
- 福島県喜多方市字小田付道下7116
- TEL:0241-22-0232
- 営業時間:7:30~15:00
- 定休日:月曜日
- 駐車場:有
喜多方ラーメン「まこと食堂」のメニュー
- ▼喜多方ラーメン「まこと食堂」の主なメニュー
- ・中華そば:650円
- ・チャーシューメン:950円
- ・大盛中華そば:900円
- ・大盛チャーシューメン:1,050円
- ・ソースカツ丼:1,000円