大山名物豆腐料理の人気店「小川家」!こま参道で豆腐会席ならココ
2022/01/15
大山といえば豆腐と言われるほど、大山には豆腐料理店が数多く立ち並ぶ。そんな大山の豆腐料理店の中で一番賑うこま参道沿いの人気店「小川家」に行ってきた。
大山観光の繁忙期は予約がオススメ
大山こま参道を何度か歩いた中で、一番賑わっている豆腐料理店は「とうふ処 小川家」さんだろう。
「季節のとうふ会席¥2,530/¥3,000(税込)」と会席料理の金額を店頭に開示してくれているのは良心的で気軽に立ち寄りやすい。
前回は大山山頂まで登ってきたので時間が遅くなり、今待っているお客さんまでだと言われてしまったが、今回は早めに下りてきたので、待ち時間があったものの入ることができた。
「小川家」メニュー
メニューは「5品コース」「7品コース」「お子様コース」3種類。とはいっても、お子様コースはお子様のみなので、事実上は2択となる。今回は奮発して「7品コース」をオーダーすることにした。
ちなみに小田急の「丹沢・大山フリーパス」の利用者は5%割引になるので、小田急の利用者はこのフリーパスを利用するのがオススメだ。
季節のとうふ会席「7品コース」
7品コースの1品目は「胡麻豆腐」。
2品目の「豆乳湯豆腐」とその湯豆腐につける生姜醤油も一緒に運ばれてきた。
胡麻豆腐は山葵と黄色い花びらで彩られている。ぷりっとした食感。山葵もよく合う。
次は「豆乳湯豆腐」。
最初の一つは温まりきらないうちにと案内される。
ある程度煮えてくると、鍋の水分が蒸発して豆腐が顔を出す。プツプツと泡が立ってきたくらいが湯豆腐の食べ頃だ。
専用のスプーンで湯豆腐をすくってみる。きれいな絹豆腐だ。
絹豆腐はこのくらいの煮え具合が滑らかでオススメだということだろう。
続いて3品目は「湯葉刺し」。
自家製ポン酢につけていただく。
見た目もしっかりとして艶やか。立派な湯葉だ。
自家製のポン酢は、湯葉本来の風味を邪魔しない。
そして4品目は「ちり蒸し豆腐」。
具材は豆腐をメインに海老、温泉たまご、舞茸、ゆり根。
上品で美味しいちり蒸し豆腐だ。
先ほどの「豆乳湯豆腐」だが、豆腐を食べた後、しばらく置いておくと豆乳の表面に膜が張って湯葉ができる。
できたての湯葉が食べられるのも楽しみの一つ。固形燃料の炎が消えた後に残った豆乳も残さずにいただける。
5品目は「とうふ焼売」。
焼売の皮の上にちょこんとのっけられたカラシがなんだかオシャレに見える。
とうふ焼売を割って中を見てみると、おからのようなものをベースとした具が入っていた。
6品目は「揚げ出しどうふ」。
うっすらとした薄い衣に品を感じる。大根おろしをダシにとかしていただいた。
7品目は「豆腐のグラタン」。
7品の豆腐料理の中で唯一の変わり種メニューだ。5品コースでは味わえない一品でもある。
豆腐のグラタンは、チーズの下に豆腐が隠れていた。
7品の豆腐料理の後は、〆にひじきご飯になめこの味噌汁と漬物。ひじきご飯はおかわりもできるそうだが、一杯で十分に満足できた。
食後のデザートに「杏仁豆腐」。
杏仁豆腐と言っても中華料理の杏仁豆腐とは違って和を感じる甘味。
食前に出てきた煎茶とは別にデザートと一緒に出てきたほうじ茶がデザートによく合う。大山豆腐をしっかりと堪能できるコースだった。
季節のとうふ会席「お子様コース」
お子様コースの1品目は「冷や奴」。
7品コースの1品目「胡麻豆腐」と同じタイミングで運ばれてきた。子供でも好き嫌いなく食べられそうなメニューだ。
お子様コースの2品目は「ちり蒸し豆腐」。こちらも大人の7品コースと同じタイミング。お子様コースでのメインとなる。
そしてご飯になめこの味噌汁。お子様コースにはフリカケが付く。おかわりも可能だ。
お子様コースのデザートは「豆腐アイス」。
お子様も豆腐尽くしで大満足。お子様連れにもオススメだ!
「小川家」の店舗情報
大山の豆腐料理店の中で一番賑うこま参道沿いの人気店「小川家」。7品コースはいろいろバリエーションで豆腐料理をいただくことが出来て品質にも量にも満足することができた。大山に観光に来たら、また寄りたいお店だ。
- 「小川家」の店舗情報
- 住所:神奈川県伊勢原市大山637
- TEL:0463-95-2270
- 営業時間:11:30~16:00 17:00~19:00
- 定休日:不定休