宇都宮餃子の常識を完全無視した人気店「餃天堂」
宇都宮駅に隣接する駅チカ餃子店「餃天堂(ぎょうてんどう)」。
駅のロータリー内の何軒かある餃子屋さんの中の一軒です。
一般的な宇都宮餃子の常識を完全無視した人気餃子店「餃天堂」に行って来ました。
宇都宮餃子「餃天堂」の焼餃子
餃天堂の焼餃子は、これまで見たことがない形の餃子。
餃子の皮には米粉を使っているらしく、 見ただけで、皮はモッチモチ、焼き目はカリッカリなのが分かります。
肉厚でもちもちの皮を箸で割ってみると、肉汁がじゅわっとしみ出てきます。
「みんみん」や「正嗣」など宇都宮を代表する餃子は野菜が中心の餡なのに対し、 餃天堂の餡は肉がメイン。宇都宮の餃子としては珍しい。
餃子というよりは、むしろ小籠包といった印象です。
餃子ダレを作る調味料も特徴的。
酢は黒酢なのか色が入っていて、逆に醤油は色や香りを抑えたうすくち醤油。
宇都宮餃子として食べるとタレも餃子も何か違いますが、 もちもち皮と、肉汁たっぷりジューシーな餡は評判どおり確かにウマい。
しかし、この餃子ダレは個人的にはご飯にはあまり合わないと感じました。
一味マヨネーズで食べるのが餃天堂流の様で、 餃子が運ばれて来る際に、店員さんからも一味マヨネーズがおすすめな説明を受けます。
酢は黒酢、醤油はうすくち、餃子は小籠包風で、おすすめは一味マヨネーズな餃天堂の焼餃子。
宇都宮餃子とはまったく別の料理だと考えた方がいいと思います。
新感覚のネオ宇都宮餃子という表現が正しいのでしょうか?
餃子とは別の食べ物なので、普通の宇都宮餃子を食べたい人は避けたほうがいいかも知れません。
一般的な宇都宮餃子に飽きてしまった人にはおすすめです。
宇都宮餃子「餃天堂」の水餃子
餃天堂の水餃子は、ほうれん草入りの皮で緑色をしています。
1人前が5個なはずが、なぜか6個入っていました。
スープに酢や醤油で味付けして食べるそうです。
水餃子ももちもち皮で、肉汁じゅわっなタイプ。
こちらも一般的な宇都宮餃子とは別モノに感じますが、 これはこれでウマいです。
宇都宮餃子「餃天堂」のメニュー
- ▼宇都宮餃子「餃天堂」の主なメニュー
- ・焼餃子(5個):432円
- ・水餃子(5個):432円
- ・3・3セット:518円
- ・4・4セット:691円
- ・ライス(大):248円
- ・ライス(中):194円
- ・ライス(小):140円
宇都宮餃子「餃天堂」の店舗情報
JR宇都宮駅西口を出てすぐ。
駅のロータリーに何軒か面した餃子屋さんのなかの1軒です。
宇都宮餃子のお店の中では、比較的夜遅くまで営業しています。
- ▼宇都宮餃子「餃天堂」の店舗情報
- 住所:栃木県宇都宮市駅前通り3-3-2
- TEL:028-614-3805
- 営業時間:月~土/11:00~24:00 日/10:00~23:00
- 定休日:年中無休
- 駐車場:無