
新橋やきとん「まこちゃん本店」!タレも塩もウマい定番盛合せメニュー
2025/12/02
サラリーマンの聖地「新橋」。そして新橋と言えば「やきとん」。この街で「やきとん」を語るなら、老舗「まこちゃん本店」は外せないだろう。
昭和43年の創業以来、継ぎ足しで守られてきた秘伝のタレが魅力だが、実は新鮮なモツだからこそ味わえる「塩」も絶品。
そこで今回は、観光や出張で新橋を訪れる方や新橋グルメを探している方に向けて、まこちゃん本店で絶対に頼みたい「やきとん盛合せ(タレ・塩)」と、酒が進む一品料理を写真付きで紹介したいと思う。

新橋と言えばサラリーマンの聖地というイメージがあるが、この日は休日。「休日だから余裕で入れるだろう」と思って来てみたら、予想外の行列が…!
お店の前には6組ほどが待っていて、しかも並んでいるお客さんの年齢層も意外と若い。

店頭にはメニューがずらりと並び、 初めての人でも「どんな料理があるのか」「価格はどのくらいか」が一目で分かるようになっている。一見さんや観光客にも非常にありがたいポイントだ。
新橋やきとん「まこちゃん本店」のメニュー

店頭に貼られたメニューを眺める。 看板のやきとんはもちろん、煮込み、刺し、揚げ物、炒め物、そして早出(スピードメニュー)など、ツマミからドリンクまで充実のラインナップ。「新橋の酒場に来た!」という実感がふつふつと湧いてくる。

特に目を引く看板メニューのやきとんは、単品でも頼めるほか、迷った時に嬉しい「盛合せ(七種・五種)」も用意されている。「数量限定」の串も気になるところだ。

メニューにも店内のポップにも「たれ焼きがおすすめ!」とプッシュされている。普段はタレで食べることが多いので、今回はあえて塩をチョイス。新鮮なモツならではの味わいを楽しむべく、塩でその実力を確かめてみることにした。
- ▼新橋やきとん「まこちゃん本店」の主なメニュー
- ・やきとん盛合せ5本:825円(税込)
- ・やきとん盛合せ7本:1,155円(税込)
- ・やきとん:各165円(税込)
- ・カシラ(数量限定):171円(税込)
- ・ほほ肉(数量限定):171円(税込)
- ・もつ煮込:539円(税込)
- ・牛ハツ刺:715円(税込)
- ・えだ豆:385円(税込)
まこちゃん本店「一品料理」

まずは一品料理「えだ豆」で乾杯!
メニューの「早出」欄にある通り、注文してすぐに出てくる頼もしい存在。

こちらも名物のひとつ「もつ煮込」。
今回は「もつ煮込 豆腐入り」を注文した。味噌ベースの深いコクが染み渡ったモツと豆腐。これだけでお酒が進む間違いない定番メニューだ。

さらに、鮮度に自信があるお店だからこそ味わえる「刺し」系メニューから「牛ハツ刺(ごま塩だれ)」をチョイス。 低温調理された牛ハツはプリッとした食感で、ごま塩だれの香ばしさがたまらない。
まこちゃん本店「やきとん盛合せ:7本(塩)」

いよいよメインのやきとんが登場!
看板メニューとしてはタレが推されているが、素材の良さをダイレクトに味わえる「塩」も外せない。今回は欲張って「やきとん盛合せ 7本(塩)」をオーダーしてみた。

まずはレバ(肝)。火を通しすぎず、しっとりとしたレアな食感が残っている。特有のクセも少なく非常に食べやすい。

続いてハラミ(横隔膜)は、満足度の高い一本。噛むほど旨味が口に広がる。

コリコリ食感が楽しいナンコツ(気管)。噛むほどに旨みがにじみ出る。

弾力と歯切れの良さを兼ね備えたハツ(心臓)。鉄分を感じる濃厚な味わいが詰まった一本だ。

シロ(テッポー・腸)。外はカリッと、中はモチッとした食感。脂の旨みが塩と抜群に合う。

定番のタン(舌)。しっかり厚みがあって、噛みごたえと旨味のバランスが良い間違いない串。

最後はコブクロ(子宮)。さっぱりとした味わいの中にも独特の食感が楽しめる。 鮮度が命の部位だが臭みは皆無。素材勝負の一本だ。

焼き加減が絶妙で、程よく火が通ったレア具合が良く、どれも大ぶりで食べ応えがある。シェアしていただくなら、こうして串から外すと食べやすくておすすめだ。
まこちゃん本店「やきとん盛合せ:5本(タレ)」

こちらは以前訪れた際にいただいた「やきとん盛合せ 5本(タレ)」。内容は、タン、レバ、ハラミ、ハツ、シロという、間違いのない王道の5種類。

創業以来、継ぎ足しで守られてきた「秘伝のタレ」。絶妙な甘辛さと、香ばしさを引き立てる焦げ感がたまらない。皿に添えられた和辛子をちょこんとつけて頬張る。タレがしっかり絡んだ「シロ」や「レバ」は、塩とは全く異なる濃厚でパンチのある味わいだ。
まこちゃん本店らしさが一番よく伝わる王道のタレ焼き。新橋に来たならぜひ味わってほしい一品だ。
新橋やきとん「まこちゃん本店」店舗情報

新橋の夜を楽しむなら、「まこちゃん本店」は外せない選択肢だ。活気ある店内、安くて美味いやきとん。ここには「新橋の醍醐味」が詰まっている。
今回は、看板メニューのやきとん「塩」と「タレ」の両方を紹介したが、どちらも甲乙つけがたい魅力があった。創業以来の秘伝タレで濃厚な旨味と歴史を噛み締めるもよし、新鮮なモツだからこその素材力を塩でダイレクトに味わうもよし。その日の気分に合わせて使い分けるのが正解だろう。
行列必至の人気店だが、回転も比較的早く、並んででも食べる価値は十分にある。 新橋観光の記念や、仕事帰りの一杯に、ぜひ「本物のやきとん」を体験してみてほしい。

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