元祖カツカレー?神保町の人気洋食店「キッチン南海」
2020/06/26
※2020年6月に閉店。料理長が暖簾分けという形で独立して「キッチン南海神保町店」で老舗の味を引き継いでいます。
カレーの街「神保町」で、元祖カツカレーを謳う人気店「キッチン南海 神保町店」。
神保町屈指の人気カツカレーを食べに行列ランチに行ってきました。 ちなみに元祖カツカレー「キッチン南海」は、カレー専門店ではなく洋食屋さんです。
キッチン南海の「元祖カツカレー」
キッチン南海といえば、やはり元祖を謳う看板メニュー「カツカレー」。
半世紀にもわたり、平日はサラリーマン、休日は神田神保町の古書や、神田小川町のスポーツ用品を目的に訪れる人の胃袋を満たしてきた伝説のカツカレーを注文します。
店内に入ると、混んでいるので4名席のテーブルに相席。さほど広くない店内に設置された小さなテーブル席に相席なのでキツキツ感が増します。
行列に並んでいる時に、事前に注文を聞かれていたので、着席するすぐに「カツカレー」が運ばれてきました。
元祖カツカレーの第一印象は、黒いカレー。端に寄せられたご飯の上にカツ、その上からカレーがかけられて皿の大半を黒いカレールーが占めています。カツの向こうにはキャベツが盛られています。
カツカレーなのでメインのカツからいただきます。カツは揚げたてで衣がサクサク。そんなに厚くないカツがカレーに良く合うように仕上がっています。
黒いカレーは、辛さやスパイス感もそれなりにあってウマい!ボリュームメニューながら、カツとご飯とカレールーが絶妙に計算されたバランスが○!
味にもボリュームにも価格にも大満足!ごちそうさまでした!
キッチン南海の「チキンカツしょうが焼きライス」
キッチン南海はカレー専門店ではなく洋食屋さんなので、洋食メニューもいただきます。
平目(ひらめ)のフライが人気メニューのようで、本日はすでに売り切れ。チキンカツしょうが焼きライスを注文します。
チキンカツはムネ肉なのにパサパサ感がなく、むしろジューシー。衣もサクサクでウマい! しかし、1時以降の単品メニューで一番上に書かれてある「しょうが焼き」の方がメインなのかも知れません。
しょうが焼は、薄めの色合いに反して、濃いめの味付け。この濃いめの味付けでご飯がすすみます。
パスタや山キャベツもありボリューミーな定食です。
結構ウマかったので、クリームコロッケなどの他のおかずも食べてみたい!また来たいと思いました。
神保町カレー「キッチン南海 神保町店」のメニュー
1時以降は、定食やプラス一品メニューが注文できます。カツカレーの他、ひらめフライやしょうが焼、クリームコロッケも定番メニューです。
- ▼神保町カレー「キッチン南海 神保町店」の主なメニュー
- ・カレーライス:550円
- ・カツカレー:750円
- ・ひらめフライしょうが焼ライス:800円
- ・チキンカツしょうが焼ライス:750円
- ・エビフライクリームコロッケライス:850円
神保町カレー「キッチン南海 神保町店」の店舗情報
行列必須のキッチン南海は、行列も店内も男性比率が高い。カウンターに空きが無い場合、4人掛けの狭いテーブルに見知らぬ人と相席になります。
創業者の南山茂氏がファンだった「南海ホークス」に由来して「キッチン南海」の店名になったそうです。
- ▼神保町カレー「キッチン南海 神保町店」の店舗情報
- 住所:東京都千代田区神田神保町1-5
- TEL:03-3292-0036
- 営業時間:11:15~20:00
- 定休日:日曜・祝日
- 駐車場:なし