キッチン南海神保町店!閉店した総本店の味を引き継いだ元祖カツカレー
2024/05/12
カレーの激戦区「神保町」で多くのファンを持つ人気店「キッチン南海」さん。
総本店だった「神保町キッチン南海」さんは、2020年6月に建物の老朽化と先代の高齢により惜しまれつつ閉店したが、料理長が暖簾分けという形で独立し、老舗の味を引き継いでいる。今回は、その新しくオープンした「キッチン南海 神保町店」さんに名物のカツカレーを食べに行ってきたので紹介したいと思う。
すずらん通りにあった旧総本店とは違う場所で営業しているが、以前と変わらぬ人気ぶり。総本店からの最後の暖簾分けとされているが、総本店からの最後の暖簾分けとされているが、移転と記述する記事も多く、事実上は総本店を引き継いだお店だと見ているファンも少なくない。
早速、行列に並ぶ。ちなみに行列に並んでから入店して席に着くまでの待ち時間は約55分だった。
店頭には旧総本店同様に食品サンプルのメニューが展示されている。行列に並んでいる間に事前にオーダーを聞かれたので、行列が店頭にある食品サンプルまで進む頃には、すでにオーダーを済ませている状態だった。
元祖カツカレーのゾウさんも旧総本店から神保町店さんに引き継がれていた。
「キッチン南海 神保町店」のメニュー
メニューは並び順は若干異なるが、内容は旧総本店と全く同じ。実際にあたりを見渡すと、ほとんどのお客さんがカツカレーを注文していた。キッチン南海さんはカレー専門店ではなく定食屋さんなので旧総本店では定食系のメニューがもっと出ていたような気がする。
今回は、「カツカレー」と「しょうが焼き」を注文することにした。
- ▼神保町カレー「キッチン南海 神保町店」の主なメニュー
- ・カレーライス:600円(税込)
- ・カツカレー:800円(税込)
- ・ひらめフライしょうが焼きライス:900円(税込)
- ・チキンカツしょうが焼きライス:800円(税込)
- ・えびフライクリームコロッケライス:850円(税込)
キッチン南海神保町店の「しょうが焼き」
カツカレーよりも先にしょうが焼きが運ばれてきた。しょうが焼きも以前に定食メニューでいただいたことがあるが、単品でのオーダーは初となる。
しょうが焼きは、見た目よりも濃い味付けとなっている。非常にご飯が欲しくなるので定食で注文するのがオススメだ。
キッチン南海神保町店の「カツカレー」
「カツカレー」が運ばれてきた。
端によそわれたご飯の上にキャベツとカツ。その上からカレーがかけられている。色の濃い黒いカレールーが印象的だ。
カツの上にかけられたカレールーには、形がなくなるまでしっかりと煮込まれたお肉やタマネギが含まれている。ご飯もルーも熱々でお皿全体から湯気が立ちのぼる。
カツカレーのカツはカラっと揚げたてサクサク。注文が入ってから揚げているのだそう。カツはスプーンで容易に切れるほど柔らかい。
カレールーは見た目よりもドロッとしていて濃厚で、辛さやスパイス感もちゃんとあってウマい!元祖を謳う看板メニュー「カツカレー」!今は無き総本店の味を味わうことができた。ごちそうさまでした。
「キッチン南海 神保町店」の店舗情報
今回は新しくなったキッチン南海神保町店さんで、閉店した旧総本店の味を引き継いだ元祖カツカレーをいただいてきた。料理長が総本店からの暖簾分けという形で独立したということで、しっかりと老舗の味が引き継がれていた。
店頭に展示されている「元祖カツカレーのゾウさん」にも会うことできて嬉しかった。今度は定食メニューを食べにいきたいと思う。