
浅草「三定(さんさだ )」で江戸前天丼!日本最古の天ぷら屋さん
2020/01/24
浅草名物「江戸前天丼」が食べたい!という事で、今回は日本に現存する最古の天ぷら屋さん「三定(さんさだ )」に行って来ました。
公式HPによると天保8年(1837年)に、屋台で天ぷらを売り出したのがはじまりで、三河出身の初代・真田定吉氏から「三定」という店名になったのだそうです。
いわゆる江戸前スタイル、しかも江戸時代創業の超老舗店ということで浅草名物の天丼を語るうえで絶対に外せないお店です。
「雷門 三定」のメニュー

公式HPの「定番人気メニューTOP3」では、1位:上天丼、2位:中かき丼、3位:旬の天ぷら盛り合わせ、となっています。並天丼、上天丼までが丼ぶり、特上天丼、海老特上丼、特選穴子天丼はお重で提供されます。
- ▼「雷門 三定」の主なメニュー
- ・並天丼:1,560円(税込)
- ・上天丼:1,950円(税込)
- ・特上丼:2,890円(税込)
- ・中かき丼:2,760円(税込)
- ・海老特上丼:3,900円(税込)
- ・特選穴子天丼:2,890円(税込)
三定の「上天丼」

お店に入った瞬間、ゴマ油のよい香りが漂います。公式HPの「定番人気メニューTOP3」で1位の「上天丼」を注文。
昔ながらの江戸前スタイル!蓋付きの丼ぶりで運ばれてきます。

丼ぶりの蓋を開けると、いつもの天丼とは何となく違ったビジュアル。ゴマ油でキツネ色に揚がった天ぷらが丼ぶりの蓋の中で蒸されてしっとりとしています。
早速、手前の白身魚からいただきます!
蓋の中で蒸されたかたちでも、決してベタっとした感はなくてふっくらやわらかく仕上がっています。

白身魚の下には、三定自慢のかき揚げ!
メニューに大、中、小のかき揚げラインナップがあるのと、「定番人気メニューTOP3」の第2位に「中かき丼」がランクインしている事からも三定のかき揚げは必食メニューである事がわかります。
かき揚げは、芝エビや貝小柱がゴロゴロと入っていてとにかく具だくさん!あっという間に食べ終わってしまいましたが、日本で最も古い天ぷら屋さんで浅草の味「江戸前天丼」を満喫することが出来ました。
三定の「並天丼」

並天丼も蓋付きの丼ぶりで運ばれてきます。
エビの尻尾が丼ぶりからはみ出ています。

上天丼が海老、白身魚、子かき揚げの構成なのに対して、並天丼には子かき揚げの代わりにナスとイカが入ります。
プリップリの海老!ふっくら白身魚!柔らかなイカ!丁寧な老舗の仕事を感じます。並天丼でも上天丼に引けをとらない充分なボリュームにも満足です。
「雷門 三定」の店舗情報

浅草雷門のすぐ隣にある老舗の天ぷら屋さん。天保8年(1837年)から続く浅草の老舗中の老舗で、日本に現存する最古の天ぷら屋さんとされています。

はとバスをはじめ、国内旅行会社のツアーにも多く組み込まれるお店なので安心。外国人観光客も多く来店しています。
何か浅草らしいものを食べたい!と思ったら、三定の天丼はいかがでしょうか?
- 「雷門 三定」の店舗情報
- 住所:東京都台東区浅草1-2-2
- TEL:03-3841-3200
- 営業時間:11:00~21:00
- 定休日:無休
- 駐車場:なし