浜作もんじゃ会館で荒川もんじゃ!町屋でもんじゃと言えばココ
2022/04/24
荒川区内では戦後、駄菓子屋で食べられていたという「もんじゃ焼き」。
区内には現在約60店舗のもんじゃ提供店が点在していて、所説あるが「町屋」はもんじゃ焼き発祥の地とも言われている。そんな町屋でもんじゃと言えばココという荒川もんじゃの老舗「浜作もんじゃ会館」に行ってきた。
浜作もんじゃ会館「ベビースターもんじゃ」
駄菓子屋で食べられていたという荒川のもんじゃを感じるために一品目のチョイスは「ベビースターもんじゃ」。もんじゃの器にはメインのキャベツと切りイカと揚げ玉といったシンプルな具材。ベビースターは別で提供される。
子どもたちのおやつとして親しまれていたという下町の駄菓子屋もんじゃは、駄菓子コーナーで買った駄菓子をもんじゃに混ぜて焼いて食べていたそう。
器のもんじゃをかき混ぜる。
荒川のもんじゃは味付けされていないので、ソースや醤油をお好みで入れて味を調整する。店員さんに聞いてみるとソース2周としょうゆを少々入れるのが良いとのことだ。
もんじゃに味付けをしたら、鉄板にもんじゃを流し込む。土手を作らないでそのまま流し込んで焼くのも荒川流だ。
もちろん土手を作って焼いても全然問題無いとのことなので個人の好きなように焼いてほしい。
ベビースターの投入はもんじゃが焼きあがるのを待ってから。
ベビースターを焼きあがったもんじゃの上にちりばめる。駄菓子屋もんじゃの完成だ。
ベビースターを後入れにすることで、カリカリの食感が◎!下町の駄菓子屋もんじゃが楽しめた。
浜作もんじゃ会館「浜作もんじゃ」
本日のメイン「浜作もんじゃ」。
お店の名前が入ったメニューで、なんだか特別感がある。
器のもんじゃをかき混ぜる。
具材は生イカ、桜えび、牛、かに、にんじん、ピーマン、しいたけ、たけのこ、たまご。具だくさんなのと卵が入っているので、こちらは駄菓子屋感は無くしっかりと料理だ。
ソースと醤油で味付けしたら、鉄板に薄く油をひいてもんじゃを流し込む。
具材を混ぜては広げて、混ぜては広げてしっかりと焼きを入れていく。
浜作もんじゃ完成! 焼き加減も自由だが、個人的には裏面にほんのり焦げ目が付くくらい焼くのが好みだ。
家族や気の合う仲間と鉄板を囲んでくっちゃべりながらチマチマ食べていくのも下町らしい。今度は浜作オリジナルもんじゃ「ギョウザもんじゃ」や「グラタンもんじゃ」を食べに来たいと思う。
浜作もんじゃ会館のメニュー
メニューのもんじゃのページで一押しされているのがお店の名前が入った「浜作もんじゃ」。さらにお好みでトッピングも可能だ。
定番もんじゃの他、人気のもんじゃ、浜作オリジナルもんじゃなどかなりのラインナップがある。大盛りは300円増しだ。
- ▼「浜作もんじゃ会館」の主なメニュー
- ・もんじゃ:550円(税込)
- ・浜作もんじゃ:1,100円(税込)
- ・明太もちチーズもんじゃ:1,200円(税込)
- ・カレーチーズもんじゃ:1,000円(税込)
- ・ギョウザもんじゃ:900円(税込)
- ・グラタンもんじゃ:950円(税込)
「浜作もんじゃ会館」の店舗情報
創業昭和42年で創業50年を超える老舗店「浜作もんじゃ会館」。町屋であらかわもんじゃといえばココ!というお店なのでぜひ荒川のもんじゃを味わってほしい。
- 「浜作もんじゃ会館」の店舗情報
- 住所:東京都荒川区荒川6-4-11 2F
- TEL:03-3819-4855
- 営業時間:16:00~22:30 土日祝11:30~22:30
- 定休日:木曜
- 駐車場:なし