柴又うなぎ「川千家(かわちや)」!葛飾柴又を代表する超老舗店
2022/03/21
柴又の名物グルメといえば「うなぎ」だろう!
柴又では江戸時代から参拝に来る観光客に江戸川でとれた川魚を振る舞っていたのだそう。
今回は柴又帝釈天参道を代表する超老舗店「川千家(かわちや)」に行ってうな重をいただいてきた。
柴又のうなぎ屋さんで「川千家」さんが一番賑わっている。
柴又を代表する川魚料理屋さんで、うなぎをメインに鯉、どじょうなどの川魚料理がいただける。江戸時代から続く老舗だ。
川千家「メニュー」
うな重のメニューは「梅」「竹」「松」の3種類。松竹梅はうなぎの量ではなく大きさの違いだ。うな重には肝吸と漬物が付いてくる。
「鯉こく」や「鯉あらい」、「柳川」などの川魚料理もメニューに並ぶが、やはりメインはうなぎとなる。
- ▼「川千家」主なメニュー
- ・うな重(梅):3,500円(税込)
- ・うな重(竹):4,200円(税込)
- ・うな重(松):5,300円(税込)
- ・天ぷら重:2,000円(税込)
- ・鯉こく:780円(税込)
- ・鯉あらい:780円(税込)
- ・柳川:1,500円(税込)
川千家の「鯉あらい」
うなぎが焼きあがるのを待ちながら一杯やるために、今回は川魚料理「鯉あらい」をチョイス。
ピリッと濃厚なからし酢みそでいただく。生臭さや泥臭さは一切無い。冷水でよく締められてコリっとしたあらい独特の食感が楽しめた。
川千家の「うな重:竹」
注文して待つこと20分。「うな重:竹」が到着。川千家さんでは松竹梅でうなぎの量ではなく、うなぎの大きさが違うので重箱の大きさも異なる。うな重には肝吸と漬物が付くのがうれしい。
早速、重箱のフタを開けてみる。お重の蓋の裏には「柴又 川千家」の文字。肝吸の椀の下に肝が2つ沈んでいるのは珍しい。
重箱にきれいに詰められたうなぎの蒲焼き。飴色に輝く上品なタレの色、照り、香りがたまらない。
蒸しが入ってフワっとした柔らかい食感が印象的。甘くもなく、濃すぎず上品だと感じた。さすが老舗の味といったところか。
うなぎをぺらっとめくって関東の背開きなのか関西の腹開きなのかを確認したくなる。やはり柴又は確認するまでもなく関東であった。
川千家の「天ぷら重」
連れの「天ぷら重」。
海老2本、キス、茄子、椎茸、獅子唐、サツマイモと結構なボリュームで天ぷらはカラッと揚がっている。うなぎが苦手な人や気分じゃない人にも葛飾柴又を十分に感じられる一品だと思う。
「川千家(かわちや)」の店舗情報
江戸時代は安永年間から葛飾柴又で川魚を振る舞っていたという超老舗店。現在でも柴又を代表する川魚料理屋さん「川千家(かわちや)」では、うなぎをメインに鯉、どじょうなどの川魚料理がいただける。江戸から続く柴又の食文化をぜひ川千家さんで味わってほしい。
- 「川千家(かわちや)」の店舗情報
- 住所:東京都葛飾区柴又7-6-16
- TEL:03-3657-4151
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:無休
- 駐車場:有