成田うなぎ「川豊(かわとよ)本店」!成田山表参道で一番賑う名店
2021/12/02
江戸時代から成田山詣での名物だった成田のうなぎ。成田のうなぎが食べたい!ということで、今回は成田山表参道で一番賑う名店「川豊(かわとよ)本店」に行ってきた。
休日は数時間待ちが基本
成田山表参道は何度も歩いているが、参道沿いにある全てのお店の中で「川豊本店」が一番賑っている。
国の登録有形文化財に登録されている川豊本店の建物もみどころのひとつ。成田山詣での参拝客で賑わった江戸時代には旅籠として使われていたそうだ。
店頭では職人さんが鰻を捌いているところを見ることができる。「割きたて・蒸したて・焼きたて」にこだわる安心の証なのだそう。
職人さんが串打ちし、焼いているところも見学できる。香ばしいタレの香りに誘われて来店するお客さんも少なくないはずだ。
休日は数時間待ちが基本となるなので、店頭で整理券をもらって待つことになる。
店内で食事する場合は210分待ち?
閉店時間は17:00?
13:30の時点で3時間半も待ったら閉店じゃないか?と確認したところ整理券を持っていれば呼ばれずに閉店ということは無いらしい。時間よりも早く呼ばれることが多いとのことなので30分前を目途に戻ってくることにした。
待ち時間に成田山の参詣やお土産を買いに行くこともできるシステムなのはお客さんにも商店街にも良心的である。職人さんの仕事を見たくても、先に整理券をもらっておくことをオススメする。
3時間後に再来店
待ち時間が3時間もあったので、旬をむかえた八街の落花生を買いに行って帰ってきた。
ちょうど戻ってきたのと同時にわたしの整理券の番号が呼ばれた。何というタイミングだろう。
桶のうなぎが非常に絵になる。繁盛店でなければなかなか撮れない絵だ。
1階はテーブル席、2階はお座敷になっている。
ちなみに2階の方がゆったりと座れてオススメだが、2階は靴を脱いだり階段が急だったりするので足が悪い人は1階にしておいた方がよいだろう。
川豊本店のメニュー
うな重のメニューは「特上うな重」「上うな重」「うな重」の3種類。それぞれ「うなぎ1.5尾」「うなぎ1尾」「うなぎ2/3尾」といった感じでうなぎの量が異なる。
鯉のあらい、鯉こく等の川魚料理もいただける。
一品料理は追加注文も可能。酒の肴にピッタリのメニューが並ぶ。
Instagram(インスタグラム)にハッシュタグ(#川豊 #成田 #うなぎ)をつけて投稿すれば「きも吸い」か「オリジナルメモ帳」がもらえる。
※1投稿につき2名まで特典が受けられるとのことだ。
川豊本店の「特上うな重」
うな重を注文したらうなぎが焼きあがるまでの間、一杯やりながら待つのも楽しみのひとつ。
ビールのお通しは小魚の佃煮。お通しにもお店の個性が出るからおもしろい。
注文して待つこと約15分で「特上うな重」到着。
「特上うな重」「上うな重」「うな重」でそれぞれ重箱のデザインが異なる。特上の重箱は金色でラメが輝く仕様。まわりを見渡すと上の黒い重箱がほとんどであることに気付いた。
早速、重箱のフタを開けてみる。
うなぎ1.5尾の特上うな重にはうなぎ3枚がタテに隙間なくきれいに並ぶ。
表面のテリ、タレと焦げ目の香ばしい香り、まずは見て感じなければもったいない。
うなぎをぺらっとめくって関東の背開きなのか関西の腹開きなのかを確認したくなるのはわたしだけではないだろう。
川豊さんのうなぎは少々小ぶりだという声も聞くが、フワッと柔らかいうなぎが好みなら若いうなぎに限る。若いうなぎを厳選すれば当然小ぶりになるのだが、その分、ふっくら柔らかで骨が気にならないのも若いうなぎの魅力だ。
きも吸いは別売。うな重には外せないメニューだと思うので忘れずに注文しておきたいメニューだ。
川豊本店の「上白焼」
また川豊のうなぎが食べたい!と思ったので再訪問。今回は上白焼をいただく。白焼は注文時に生姜かわさびかを選べるのでわさびを選択した。
別売りのライス(230円)を付ければ定食のようにすることもできる。
タレの味で誤魔化せない白焼。醤油とわさびでいただく白焼もまた美味である。
「川豊(かわとよ)本店」の店舗情報
成田山表参道で一番賑う名店「川豊(かわとよ)本店」。流石のクオリティと伝統は今後も継承していっていただきたいと感じる成田を代表する名店だった。
- 「川豊(かわとよ)本店」の店舗情報
- 住所:千葉県成田市仲町386
- TEL:0476-22-2711
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:無休
- 駐車場:無