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富津「いち川」の富津名物はかりめ丼!お寿司屋さんで食べる絶品穴子

富津「いち川」の富津名物はかりめ丼!お寿司屋さんで食べる絶品穴子

2025/05/23

富津の名物グルメといえば「はかりめ丼」。
ふっくらとした穴子の旨味をたっぷり楽しめるこの丼は、地元でも観光客にも人気のご当地グルメだ。

以前に富津のお寿司屋「いち川」さんを訪れた際にいただいた穴子寿司がウマくて「はかりめ丼」も絶対間違いないはず!と再び足を運ぶことにした。このような経緯で訪問した「いち川」さんの「はかりめ丼」やお寿司メニューを写真とともに紹介していきたいと思う。

いち川さんは、富津にある割烹旅館に併設するお寿司屋さん。場所はJR内房線「大貫駅」から徒歩でおよそ20分ほど。駅からのアクセスは少し距離があるものの、車での来訪に便利な広々とした駐車場が完備されているため、ドライブがてら立ち寄るにはまったく問題ない。

今回はランチタイムではなく夜の部に訪問。落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと富津名物を味わってきた。

富津「いち川」のメニュー

富津「いち川」のメニュー

「いち川」さんのメニューは、「にぎり」「ちらし」「巻もの」の3つのジャンルに分かれている。なかでも注目すべきは、ちらしメニューにある富津のご当地グルメ「はかりめ丼」。ふっくらとした煮穴子が贅沢にのった一品だ。

そのほか、まぐろ寿司、鉄火丼、鉄火巻などのまぐろ系メニューも各ジャンルにならぶ。価格帯も比較的手頃で、夜の部でも一人でふらっと立ち寄れる気軽さが嬉しい。

▼富津「いち川」の主なメニュー
・並寿司:1,000円(税込)
・中寿司:1,250円(税込)
・上寿司:1,500円(税込)
・特上寿司:2,000円(税込)
・並ちらし:1,100円(税込)
・上ちらし:1,600円(税込)
・特上ちらし:2,200円(税込)
・はかりめ丼:1,600円(税込)

いち川「はかりめ丼」

いち川「はかりめ丼」

注文した「はかりめ丼」は、寿司桶に盛りつけられて登場。セットには、鯛のあら汁もついており、しっかりとした満足感が得られる内容だ。

いち川「はかりめ丼」

一口サイズにカットされた穴子が、ご飯の上を隙間なく覆っている。以前訪れた際、にぎり寿司でいただいた穴子が美味しかったのが記憶に残っており、「次はぜひ、はかりめ丼を」と思っていたので、再訪できて嬉しい限りだ。

いち川「はかりめ丼」セットの鯛のあら汁

セットの鯛のあら汁も健在。出汁がしっかりと出ていて、優しい味わいが染みる。今回もその記憶を裏切らない味だった。

いち川「はかりめ丼」

早速、はかりめ丼をいただく。
はかりめ丼の主役、煮穴子はふんわりとやわらかい。甘めのタレが程よく染み込んでいて、炙りの香ばしさも加わり、旨味が一層引き立つ。使われている穴子はやや小振りだが、量がしっかりあるので満足感は高い。

いち川「はかりめ丼」

ギッシリと詰められたご飯は酢飯で、穴子の甘辛いタレを引き立ててくれるちょうどいい酸味。見た目以上にボリュームがあり、食べ応えも十分。

これまでに富津で何軒か「はかりめ丼」を食べてきたが、いち川さんのはかりめ丼は、味・ボリューム・バランスすべてが好み。富津の名物グルメとして、自信をもっておすすめできる一杯だ。

いち川「はかりめ丼」セットののデザート

最後に登場したのは、セットに含まれる自家製の杏仁豆腐。お寿司屋さんで杏仁豆腐?と最初は意外に思ったが、ひと口食べて納得。

なめらかな舌触りにほんのりとした甘さと爽やかな風味が広がり、食後をさっぱりと整えてくれるデザートだ。お寿司や穴子丼のしっかりとした味の後に、この優しい味わいの杏仁豆腐が締めくくりにぴったり。最後まで大満足の一食となった。ごちそうさまでした。

いち川「にぎり」

特上寿司

いち川「特上寿司」

せっかくお寿司屋さんに来たからには、やはりお寿司も味わいたい。ということで今回は「特上寿司」を注文。ネタの内容は、中トロ、ヒラメ、貝類、大トロ、うに軍艦、玉子、穴子、鉄火巻きと豪華なラインナップ。にぎりが目の前に並ぶだけで気分があがる。

いち川「特上寿司」中トロ

うに、大トロ、中トロが入ってこの価格は破格。都内でこのクオリティを味わおうとすれば、倍近くの価格になるのではないだろうか。

いち川「特上寿司」穴子

この「穴子のにぎり」が一番美味しかったことで、「次は、はかりめ丼!」と思ったのが、後日の再訪につながったきっかけでもある。

いち川「特上寿司」うに軍艦

うに軍艦にはうにがたっぷり盛られており贅沢感満点。しっかりと特上の名を背負っている。

いち川「特上寿司」セットののデザート

セットには杏仁豆腐のデザートも付いてくる。食後の口直しにぴったり。最後の一口まで、満足感に包まれる一品だった。

上寿司

いち川「上寿司」

連れが注文したのは「上寿司」。
よく見るとネタのラインナップにしっかりと差がある。たとえば、特上ではマグロが中トロと大トロの組み合わせだったのに対して、上寿司では中トロと赤身の組み合わせ。また、軍艦も特上は「うに」だったが、上寿司では「いくら」になっている。

さらに、巻物も特上が鉄火巻き中心だったのに対し、上寿司ではかっぱ巻き(細切りキュウリ)も組み合わされており、内容に応じた価格差が感じられる内容となっていた。

とはいえ、両方の寿司セットに共通して含まれている「穴子のにぎり」は、はかりめ丼にも通じる絶品の味わいで、これはぜひ味わっていただきたい逸品。全体としてコスパの高いセットで、気軽にお寿司を楽しみたい人にもぴったりの選択肢だと思う。

いち川「ちらし」

特上ちらし

いち川「特上ちらし」

連れが注文した「上ちらし」。
寿司桶の上に美しく盛りつけられたネタは、穴子、海老、中トロ、イカ、鯛、ヒラメ、イクラ、マグロ赤身、玉子など多彩なラインナップ。どのネタも艶やかで色合いのバランスも良く、見た目からして食欲をそそる。

中でも印象的なのは、やはり穴子。特にいち川さんの穴子は、柔らかく煮込まれた上で軽く炙られており、香ばしさと甘辛ダレの絶妙な調和が楽しめる。ちらし寿司の一部にこのはかりめ(穴子)が含まれているのは、富津らしいポイントだ。

見た目・内容ともに充実しており、いち川さんの魅力がしっかりと詰まった「上ちらし」。穴子以外のネタも楽しみたいという方には特におすすめだ。

富津「いち川」店舗情報

富津「いち川」店舗情報

今回は、富津名物「はかりめ丼」を、老舗のお寿司屋さん「いち川」さんでいただいてきた。割烹旅館に併設されたお寿司屋さんということで、落ち着いた雰囲気の中で丁寧に仕上げられた料理を楽しむことができた。

どのメニューも魅力的で、お寿司にするか「はかりめ丼」にするか迷うところもあるが、どちらを選んでも満足できる内容だと思う。特に「穴子のにぎり」は、個人的にとてもおすすめ。はかりめ丼と並んでぜひ味わっていただきたい。

これから富津で「はかりめ(穴子)」を楽しみたい方にとって、参考になる内容になっていれば嬉しい。富津を訪れた際には、「いち川」さんの絶品穴子を味わってみてはいかがだろうか。

富津「いち川」の店舗情報
住所:千葉県富津市岩瀬841
TEL:0439-65-0177
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日
駐車場:無料駐車場あり

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