ほうとう・甲府鳥もつ煮がおいしい食事処「雲亭(くもてい)」

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以前、偶然立ち寄ったのがきっかけで、付近を通る度に立ち寄るほうとう屋さん「食事処雲亭(くもてい)」。

そば、うどんや丼ものなども提供するので、ほうとう専門店ではありませんが、 ほうとうの他、馬刺しや甲府鳥もつ煮などの山梨県のご当地グルメをいただける、 甲州街道(国道20号)から、甲府駅や昇仙峡方面に向かうのに、便利な場所に立地するお店です。

今回、山梨ほうとうランキングを作成するにあたり、 以前から何かとよく訪問する機会があり、そこそこおいしかったと記憶していた、 食事処「雲亭」のほうとうを食べに行ってきました。

山梨ほうとう「食事処 雲亭」の主なメニュー

雲亭は、山梨県ご当地グルメである「ほうとう」「馬刺し」「甲府鳥もつ煮」や、そば・うどん・丼ものなどを提供する食事処です。

「食事処 雲亭」の甲府鳥もつ煮

比較的すぐに出てくる「甲府鳥もつ煮」を注文します。

甲府鳥もつ煮は、鶏の砂肝、ハツ、レバー、キンカンなどを、 甘辛い醤油ダレで煮込んだもので、もつ煮と聞くと、汁に浸かった煮物を連想しますが、 照り焼きのような料理です。

甲府鳥もつ煮に認定される条件として、希少なキンカン(産まれる前のたまご)が入っている事が必要なようで、 キンカンが入っていないものを「甲府鳥もつ煮」ではなく、ただの「鳥もつ煮」と表記して販売するお店、 鳥ではなく「馬もつ煮」を提供するお店などがあるそうです。

キンカンは初体験。 まずは、そのキンカンを箸で割ってみます。

キンカンは、雌鳥の体内にある殻ができる前のたまごなので、見た目も味もゆで卵の黄身そのまま。

砂肝、ハツ、レバーに関しては、 串に刺さっていない焼き鳥の部位を、甘辛い醤油ダレで煮込んだという感じです。

山梨ほうとう「食事処 雲亭」のほうとう

他のほうとう屋さんと違い、こちらのほうとうは、土鍋で煮込まれて運ばれてきます。

まずは、汁を一口いただきます。

第一印象はやはり普通。 これが、何故か食べ進めていくうちに濃厚に感じてきて、 食べ終わる頃には満足感に変わっているから何とも不思議。

具材料は、 個人的には、もう少し野菜の甘みが感じられる位に、柔らかく煮込んだ方が好みですが、 煮込みすぎると、かぼちゃが溶け出してしまうのかも知れません。

ほうとうの麺は、平らでつるつるモチモチのタイプ。 何か特徴的というよりは、よくあるタイプといったところ。

そんなごく普通の素朴なほうとうですが、食べ終わる頃には、大満足な一品。 この味の変化をぜひ味わっていただきたいほうとうです。

山梨ほうとう「食事処 雲亭」の店舗情報

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