竹乃屋デイトス店で博多ぐるぐるとりかわ!博多駅地下にある超有名店
2024/12/15
博多の居酒屋といえば、やっぱり焼き鳥。
中でも博多の「とりかわ」は、串にぐるぐると巻き付けられた独特の形状と、何度も焼いてはタレに漬けこむ博多独自のスタイルが特長の逸品だ。このスタイルのとりかわを楽しめるお店は福岡市内に数多くあるが、博多駅から簡単にアクセスできる有名店を探すなら「竹乃屋」さんだろう。
今回は、博多デイトスの地下にある博多とりかわの有名店「竹乃屋 博多デイトス店」を訪問!看板メニューの「とりかわ」はもちろん、博多焼き鳥の定番「豚バラ」、そして「博多もつ鍋」など、博多グルメを代表する料理も一緒に楽しんできた。観光や出張で訪れる方はもちろん、地元の方にもおすすめのお店をたっぷりと紹介したいと思う。
さっそく博多駅ビル「JR博多シティ」内にある商業施設「博多デイトス」に向かう。地下に降りると「博多のごはん処・呑み処」というレストランフロアがあり、福岡の名物料理を楽しめる飲食店が軒を連ねている。
竹乃屋さんは、博多とりかわの有名店ということもあり賑わっている。お店の前には早くも行列ができており、人気の高さを実感する。
竹乃屋さんでは、店頭に設置された用紙に名前を書き込み、順番を待つシステムが採用されている。しかし、それでもなぜか行列ができているので、名前を書いて列に並ぶことにした。
名前を記入したら、お店の前にできている行列の最後尾に並ぶ。待ち時間には博多名物を味わうために、メニューを眺めて時間を過ごす。
博多とりかわ「竹乃屋 博多デイトス店」メニュー
まず外せないのが竹乃屋さんの看板メニュー「博多ぐるぐるとりかわ」。定番の「竹乃屋味」に加え、「レッドチリ味」や「ゆずこしょう味」などのスパイスをプラスしたバリエーションも揃っている。これらを一度に楽しめる「3種食べ比べセット」は、初めての方にもおすすめの人気メニューだ。
「竹乃屋味」は、タレでも塩でもない独自の味付けが特徴で「何本でも食べられる」と評判の一品。なんと72時間かけて作られるこだわりのとりかわで、じっくり寝かせ、焼き上げることで旨味が凝縮されている。
とりかわ以外にも山芋鉄板や焼ラーメンなどの博多グルメもメニューに並ぶ。ついつい追加オーダーしたくなる一皿だ。
そして、もう一つの目玉メニューが「博多もつ鍋」。博多もつ鍋は、味噌ダシと醤油ダシの2種類から選ぶことができる。濃厚な味噌のコクを楽しむも良し、醤油ダシであっさりいただくも良し。友人や家族といただくのがオススメのメニューだ。
各テーブルに設置されたタブレット端末からオーダーするスタイル。タブレットには料理の写真も表示されるので、初めて訪れる方でも安心してオーダーすることが出来る。
アルコールを注文すると、お通しが運ばれてきた。お通しは、塩昆布キャベツと茹で落花生。博多の焼き鳥屋さんでは、ぽん酢たれをかけたざく切りキャベツが定番で、博多の焼き鳥文化とも言える。
博多ぐるぐるとりかわが運ばれてくるのを待ちながら、まずはビールで一杯。
- ▼「竹乃屋 博多デイトス店」の主なメニュー
- ・博多ぐるぐるとりかわ(1本):154円(税込)
- ・博多ぐるぐるとりかわ(10本):1,430円(税込)
- ・3種食べ比べセット(10本):1,496円(税込)
- ・やまいものお好み焼き:759円(税込)
- ・ネギたっぷり博多焼ラーメン:759円(税込)
- ・博多もつ鍋~味噌ダシ~:1,419円(税込)
- ・博多もつ鍋~醤油ダシ~:1,419円(税込)
竹乃屋「博多ぐるぐるとりかわ」「豚バラ」
まずは、竹乃屋さんの看板メニュー「博多ぐるぐるとりかわ」を15本注文!竹乃屋さんと言えば、串がピラミッド状に積み上げられた圧巻のビジュアルが印象的だが、運ばれてきたものはメニューの写真とは異なる印象。
実際に、メニュー写真のように自分でとりかわをピラミッド状に積み上げてみた。15本注文したので、下から5本、4本、3本…と順番に積んでいき、ちょうど5段のピラミッドが完成!結構いい感じになってついつい写真を撮りたくなる。
もっと高さを出したい場合は、21本で6段、さらに28本で7段に挑戦するのもアリだろう。
博多ぐるぐるとりかわは、鶏の首皮を1枚1枚ぐるぐると丁寧に串打ちし、タレに漬け込みながら何度も焼き上げる独自の製法で作られている。
この手間暇によって、外はカリッと中はもちもちとした独特の食感を生み出している。ビールとの相性も抜群で、次々と手が伸びてしまう中毒性の高い一品だ。
そして、博多焼き鳥の定番「豚バラ」も外せない。
豚バラは焼き鳥じゃなくない?と思うなかれ。博多では焼き鳥といえば豚バラと言われるほど定番のメニュー。福岡市内の焼き鳥店では、多くのお店の人気ナンバーワンメニューは豚バラ串だろう。
博多の焼き鳥文化を代表する「博多ぐるぐるとりかわ」と「豚バラ」を同時に楽しむことができた。次回はピラミッドをさらに高く積み上げるため、もっと多くの本数に挑戦してみたいと思う。
竹乃屋「博多もつ鍋」
続いて登場したのは「博多もつ鍋」。
竹乃屋さんでは「味噌ダシ」と「醤油ダシ」の2種類から選ぶことができるので、今回はもつ鍋本来の風味をしっかり楽しめる醤油ダシをチョイスした。運ばれてきた鍋には、キャベツが盛られ、その上にはニラやスライスされたゴボウがタワー状に積み上がっている。
鍋を火にかけると、次第にスープがグツグツと音を立て始める。それに伴い、山のように積まれていたキャベツやゴボウが少しずつしんなりと沈み、鍋全体がまとまりを見せてくる。
キャベツがスープに浸ったら、火を弱めてさらにコトコト煮込んでいく。焦らずじっくりと火を通すことで、素材からスープに旨味が溶け込んでいく。
一番上にあったゴボウのスライスがスープに完全に浸かったら、食べごろまであともう少し。
モツの脂がスープにじわじわと溶け出し、表面にはトロリとしたツヤが見える。ニラもしんなりと柔らかくなり、もうそろそろ食べ頃だ。
野菜とモツを取り皿に盛り付けて、いよいよいただきます!
まずはプリップリのモツから一口。噛んだ瞬間、モツの脂とコラーゲンがジュワッと溢れ出す。そして、スープを一口。にんにくの香りが効いた醤油ダシは、濃厚ながらも後味がすっきりしていて、野菜やモツとの相性も抜群!
そして、鍋の楽しみといえば〆!
もつ鍋の〆といえばちゃんぽん麺が定番!これが食べたくてもつ鍋を注文する人も少なくないだろう。
早速、ちゃんぽん麺を鍋に投入!
鍋に麺を入れたら、麺をほぐすように軽くかき混ぜながらスープを絡ませる。ちゃんぽん麺がスープを吸って、もちもち感が増すのを待つひとときがたまらない。
茹ですぎないように頃合いを見計らい、火を止めたら〆の完成!
やはり、もつ鍋の〆はちゃんぽん麺!もっちもちのスープをしっかり吸い込んでいてウマい!一口ごとにスープの旨味を噛みしめながら、最後までおいしくいただくことができた。ごちそうさまでした。
「竹乃屋 博多デイトス店」の店舗情報
竹乃屋博多デイトス店は、博多駅地下という抜群のアクセスで、本場の博多グルメを堪能できるお店だった。看板メニュー「博多ぐるぐるとりかわ」はもちろんのこと、定番の「豚バラ串」、そしてコラーゲンたっぷりで絶品の「博多もつ鍋」と、どれも博多ならではの味わいを楽しむことができる。
観光や出張で博多を訪れた際には、竹乃屋さんで博多グルメを味わってみてはいかがだろうか?手軽に立ち寄れる雰囲気と、本格的な味わいが両立したこのお店は、きっと素敵な思い出を作ってくれるはずだ。
- 「竹乃屋 博多デイトス店」の店舗情報
- 住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多デイトス地下1階
- TEL:092-260-3795
- 営業時間:11:00~23:00
- 定休日:なし
- 駐車場:提携駐車場あり(有料)