本場・大館で比内地鶏の親子丼！「道の駅ひない」で味わうご当地グルメ

2025/06/21

秋田県大館市といえば、日本三大地鶏のひとつ「比内地鶏」の本場。せっかく大館まで来たなら、やっぱり味わいたいのは、本物の比内地鶏を使った親子丼。

今回は、比内地鶏の産地・大館市比内町にある「道の駅ひない」に併設された「れすとらん比内どり」で、名物の親子丼をいただいてきたので、本場・大館で食べたいと思っている方に向けて、比内地鶏の親子丼をたっぷりとご紹介したいと思う。大館観光やドライブの途中で立ち寄れる、ご当地グルメスポットを探している方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

れすとらん比内どりは、「道の駅ひない」内に併設されたレストラン。比内地鶏のふるさと大館市比内町ならではの味を気軽に楽しめるお店だ。

比内地鶏を使った本格的な料理が道の駅で味わえるとあって、週末やお昼時には観光客だけでなく地元の人たちでも賑わっている。道の駅の敷地内で、もちろん駐車場も完備されているので、観光やドライブの途中でも立ち寄りやすい。

道の駅ひない「れすとらん比内どり」のメニュー

さすが比内地鶏の本場・比内町にあるお店とあって、メニューには比内地鶏を使った料理がずらりと並ぶ。定番の「親子丼」はもちろん、「きりたんぽ鍋定食」や「ラーメン」「唐揚げ定食」など、地鶏の旨みをさまざまな形で楽しめるメニュー構成になっている。

唐揚げやモツ味噌煮などの一品料理もチョイス可能だ。今回は「比内地鶏親子丼」と「比内地鶏モツ味噌煮」をチョイスすることにした。

れすとらん比内どり「比内地鶏親子丼」

注文してから10分少々。比内地鶏親子丼が運ばれてきた。蓋つきの丼とともに、お味噌汁と香の物が添えられたシンプルな定食スタイルとなっている。

早速、丼の蓋を「パッカーン」とオープン。
まず目を引くのは、卵の色の濃さ。とろっとろの黄身がご飯の上でキラキラと輝き、さすがは比内地鶏の卵だと一目でわかるインパクトがある。

一口すくって口に運べば、卵のとろみと甘みがふんわりと広がり、すぐあとに濃厚なコクが押し寄せてくる。卵だけでご飯が進んでしまいそうなほど、まろやかで風味豊かな仕上がりだ。

続いて、主役の比内地鶏をしっかりと味わう。身が引き締まっていてプリップリ。噛むほどにしっかりとした弾力と鶏本来の旨味を感じられる。ご飯と卵との相性も抜群だ。

とろとろ卵の濃厚な味わいと、引き締まった比内地鶏の食感。この一杯には、日本三大地鶏と称される比内地鶏の力強さと繊細さが詰まっていた。

まさに、わざわざ本場で食べる価値のある一杯。「この親子丼を食べるために大館に来た」と言ってもいいと思えるほどの満足度だった。

れすとらん比内どり「比内地鶏ラーメン」

連れが注文したのは、「比内地鶏ラーメン」。親子丼だけでなく、ラーメンでも比内地鶏の旨味を味わえるということで、こちらも人気メニューのひとつだ。

見た目は、どこか懐かしさを感じさせる昔ながらの中華そばスタイル。チャーシューに比内地鶏が使用されている。

地鶏のあぶらがスープに溶けこみ、とても旨そう。ちなみに、こちらのラーメンには「きりたんぽ」をトッピングすることもできるそうで、秋田らしさをさらに楽しみたい方はぜひ試してみてほしい。ご当地の魅力が詰まった一杯で、親子丼と並ぶ看板メニューとしておすすめだ。

れすとらん比内どり「比内地鶏モツ味噌煮」

比内地鶏モツ味噌煮は、比内地鶏のモツを味噌ベースの味付けで煮込んだもの。味噌煮といっても、一般的に想像するようなドロッとした濃い土手煮とは異なり、汁気はさらりとしている。

鶏のお腹に入っている玉子になる前の黄身「きんかん」がゴロゴロと入っている。鶏を一羽まるごと扱う料理だからこそ味わえる、貴重な味覚だ。

道の駅ひない「れすとらん比内どり」の店舗情報

秋田が誇る地鶏「比内地鶏」を本場・大館で味わうなら、「道の駅ひない」にある「れすとらん比内どり」はおすすめのお店のひとつ。

トロトロの卵としっかり旨味のある親子丼をはじめ、地鶏の出汁が効いたラーメンや、希少な「きんかん」入りのモツ味噌煮まで、比内地鶏の魅力をさまざまな形で堪能ですることが出来た。大館を訪れた際は、ぜひ「れすとらん比内どり」で、比内地鶏料理を楽しんでいただきたい。

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