佐野ラーメン「田村屋」！田村屋系総本山の移転した新店舗へ行ってきた

2024/09/19

田村屋系佐野ラーメンの総本山「田村屋」さん！
「日向屋」さんや「ようすけ」さんをはじめ、田村屋さんで修業を積んだ職人さんたちが次々と人気店をオープンしており、その系統は「田村屋系」と呼ばれるまでに。どのお店も一貫して「一麺一心」の精神を受け継ぎ、店内に掲げられた看板がその思いを象徴している。

2005年に開店した比較的若いお店ながら、佐野ラーメンのランキングでも常に上位にランクインする実力派で、佐野ラーメン好きなら一度は訪れておきたい名店だ。2019年に新店舗に移転し、今回ようやくその新しい店舗に足を運ぶことができたので、新しい「田村屋」さんでの一杯を紹介していきたいと思う。

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2019年に現在の場所へ移転し、ラーメン店としてはかなり広々としたお店になった。ちなみに、旧店舗の跡地には、田村屋系の人気店「大山」さんが入っており、こちらも多くのラーメン好きに親しまれている。

佐野ラーメン「田村屋」のメニュー

メニューの「ラーメン」と「味玉チャーシューメン」には、オススメの文字が掲げられている。特に、味玉チャーシューメンの写真には「人気NO,1」の紹介もあり、これは見逃せない一品だと言える。

今回はそのオススメメニューに従い、「ラーメン」と「味玉チャーシューメン」、そして「手包み餃子」を注文することにした。

佐野ラーメン「田村屋」のラーメン

注文から約15分で、待ちに待ったラーメンがテーブルに運ばれてきた。新店舗の明るい照明に照らされて、黄金色に透き通ったスープがより一層輝いて見える。

新店舗に移転してから、ラーメンの見た目もどこか垢抜けた印象を受ける。

ちなみにこちらが、ひと昔前にいただいた旧店舗時代の田村屋さんのラーメン。チャーシューがスープの中に沈んでいたり、全体的な盛り付けがやや雑な印象があった。

それに比べると、新店舗のラーメンはスープの美しさはもちろん、全体的な盛り付けも整っていて、視覚的にも食欲をそそられる一杯となっている。

とりあえず、スープを一口。
やはり、一口目のインパクトは大！透き通ったスープからは想像できないほど、しっかりとした味わいが広がる。適度な塩加減と深い旨味から、改めて田村屋系のウマさを感じさせられる。

スープから麺をすくい上げて、佐野ラーメンらしい不揃いな太さをした麺を確認する。手打ち感が強調された独特の不規則さには、しっかりとコシがあり、田村屋系の食感が楽しめる。

チャーシューは肉厚でボリュームがある。スープをたくさん含んで旨味とコクが口の中で広がる。最近では、田村屋系の人気店が増えているため、昔ほどのインパクトは感じなくなったが、それでもまた食べに来たいと思わせる魅力がある。新店舗の雰囲気も相まって、改めて田村屋さんの実力を再確認できた一杯だった。ごちそうさまでした。

田村屋「手包み餃子」

続いて田村屋「手包み餃子」。このデカい餃子を見ると、佐野ラーメンのお店に来たんだな！と実感することができる。

一つひとつが大ぶりで、ぎっしりと詰まった具材でパンパン。これを味わうためにあえてチャーシューメンではなく、シンプルなラーメンを注文する人も少なくないだろう。

厚い皮の中身は野菜と肉がバランス良く詰まっていて、食べ応えも抜群。ボリュームがありながらも決してしつこくない。主役級の一品として、佐野ラーメンのお供に欠かせない一品だ。

田村屋「味玉チャーシューメン」

連れが注文したのは「味玉チャーシューメン」。メニューに「人気NO,1」と紹介されている、田村屋さんオススメのメニューだ。

黄金色に透き通ったスープが店内の明るい照明に照らされ、キラキラと輝いている。非常に食欲をそそるビジュアルに仕上がっている。

丼に並々に注がれた黄金色のスープに、スープをたっぷりと含んだチャーシューが贅沢に浸かっている。チャーシューは見るからに柔らかそうで、箸で持ち上げた瞬間にホロリと崩れそうなほど。さらに、味玉が加わる味玉チャーシューメンにするか、ラーメンに餃子を付けるか、非常に悩される一杯となっている。

佐野ラーメン「田村屋」の店舗情報

今回は、田村屋系佐野ラーメンの総本山である田村屋さんの移転した新店舗へ行ってきた。移転後も、その人気と実力は変わらず、新しい店舗でも変わらぬ美味しさで、佐野ラーメンの本場の味を存分に堪能することができた。

以前よりも佐野アウトレットや佐野藤岡ICからも近くなり、立ち寄りやすくなっているので、観光やショッピングと合わせて足を運んで、ぜひ田村屋系佐野ラーメンの総本山の味を楽しんでいただきたいと思う。

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